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2021年7月9日金曜日

7/8 オリンピック中止! 新宿駅アルタ前行動の報告

 7/8 オリンピック中止!  新宿駅アルタ前行動の報告

7月8日(木)、東京五輪は「いくらかの犠牲を払わないといけない」と述べたIOCのバッハ会長が来日しました。これに合わせ「都教委包囲首都圏ネットワーク」は、夕刻、小雨降る中、新宿アルタ前で抗議行動を行ないました。30余人ほどの小さな抗議集会でしたが、ロイター通信、CNN、インドTV、TBS、北海道新聞、小メディアなどの報道陣もやってきました。(その人たちも合わせると50人弱)(渡部報告)

★ロイター通信の記者に、「どうしてあまり集まらないのか」と聞かれたので、「よくわからないが、反対の世論は多い。だから我々が『代弁』してやっている」と述べました。

また、北海道新聞の記者から、「どうして若い人が動かないのか」と聞かれたので、「不満はあるがなかなか組織できないようだ。だから声を上げられるわれわれ退職者たちが声を上げている。これは我々の任務だと思う」と答えました。

★集会では初めに司会のFさんが、この間の菅政権のでたらめなコロナ対策や、東京五輪の危険性、バッハ来日を力強く批判し、アクション名にあるようなシュプレヒコールを行いました。その後10人余りの方々が次々と発言しました。

根津公子さんは、「本日都教委の定例会があり傍聴したが、オリパラ観戦のことは誰も問題にしなかった」と都教委の無責任ぶりを批判しました。

川柳家の乱鬼龍さんは、<天の声 五輪は中止 菅打倒>という川柳を紹介、「もはや単に五輪に反対する時ではなく世の中を変える時代になってきた」と述べました。









町田の方は「明日9日は町田で『トーチリレー』が行われる予定だが反対行動をする」と述べました。

その他の発言もそれぞれ力づよく五輪中止を訴えるものでしたが割愛させていただきます。






★そうしているうち、19時にスガ首相の記者会見が大型スクリーンに映し出されましたので、それに向いシュプレヒコールをくりかえしました。


・スガ首相は、東京オリンピックの期間、東京に「緊急事態宣言」を出し「全人類の努力と英知によって難局を乗り越えていけることを東京から発信したい」等と述べました。

「人類がコロナに打ち勝った証し」はいつの間にか投げ捨てられ、「決め手」となるはずのワクチンも滞っているのに、あくまでも強行しようとしているのです。まるで、戦争末期に、すでに丸腰同然なのに「本土決戦」を叫んでいたようなものです。東京五輪ももはや「本土決戦」に入りつつあります。

・その後に行われた5者協議の場で、都内の会場はすべて「無観客」にすることが決定され、子どもたちの「オリパラ観戦」は立ち消えになったようですが、「本土決戦」の悪夢は消えていません。

私たちは引き続き「東京五輪即刻中止!」の旗を掲げ、前進して行きます。また、IOCやスガ政権の責任を追及していきます。








〇責任をとらない卑劣な都教委

★7月9日(金)、念のために都教委に電話を入れ、「オリパラ観戦はどうなったか」と聞くと、「所管からオリンピックに関しては、観戦がなくなったと連絡があった」とのことでした。(渡部)

★7月9日、学校連携観戦の中止の通知が出ました。まったく都教委は自分では何にも決められない組織だと思います。(伏見)