都教委は「イスラエルの首都はエルサレム」と嘘を教える
■根津さんの都教委定例会傍聴報告
報告中の5番目の★の所に「オリパラ教育の一環として品川区の小学校が行った「世界友だちプロジェクト」の「ヨーロッパ・イスラエル国」の授業では、「イスラエルの首都はエルサレム」と嘘を教えた(都教委HPに掲載)。
エルサレムを首都とするのはトランプ政権他少数。国際社会も日本の外務省も首都とは認めていない。このことについて、7月28日付で市民が問題点の指摘とともに質問書を都教委に提出したはず。これを書いている今再び、このHPを開いたら、首都はエルサレムのままだが、「注:日本を含め国際的には認められていない」と補足が記載されていた。
■伏見忠さんのコメント
東京都教育委員会が国際問題になりかねない大失敗をおかした。
東京都教育委員会のウェブサイトの「児童・生徒向けコンテンツ」のなかで参加国を紹介するページ。「イスラエル国」のページでは、首都が「エルサレム」と書かれていた。
大学教授らが7月28日、都教育委員会に質問状を提出した。
7月25日には、教育関係の市民運動やレイバーネットのメーリングリストに、質問状の賛同者を募る投稿があった。
都教委は姑息にも7月27日には、しれっと問題のページに注を書き加えた。
質問状の提出は28日だから、都教委は何らかの方法で、質問状の中身を知ったということだ。(写真参照)都教委は市民運動のMLなどを監視しているのではないか?
都教委は、生徒たちのツイッターなどを民間企業を雇って監視していて、学校名がわかって飲酒や喫煙などの書き込みが有ると、学校に通報して生徒指導をさせている。同じことが都教委に対して意見のある市民運動に対して行われているのかもしれない。
教育行政をつかさどる所とは思えない。恐るべき秘密警察・公安警察のようだ。