パラリンピックの学校観戦やめよの情報
パラリンピックをやりたがっているは菅政権であり、小池都知事と教育委員会です。医療の崩壊に私たちは直面しています。論ずるまでもなく、パラリンピックへの学校観戦は子どものことや社会のことを考えたら、一も二もなく反対というのが当然です。諸情報をつかんで、反対しましょう。
■東京新聞記事
・都立学校23校とは特別支援学校
・教育委員の北村友人さんは東大教育学部教授
・観戦する子どもは保護者の許可が必要
・責任は「学校管理者」の学校長がとる。教育委員会がとるわけではない。
■杉並区教委はムチャクチャに混乱
8月19日(木)夜10時前、「五輪中止を!杉並名もなき区民の会」の方からメールが届きました。(渡部報告)
杉並区では、養護学校を除き小中学校の観戦はない、となっていたのですが、突然以下のようなことが起きてきたのです。パラリンピックへの「学校観戦」でいかに滅茶苦茶なことが起きているかがよくわかります。
しかもそれを都教委が8月18日に8区の教育委員会に要請し、8月19日の15:00まで返信しろというのです。
★区民からのメール
今、杉並区内小中学校は、急なパラリンピック観戦について大混乱を呈しています。
経緯と問題点を、分かっている範囲で明らかにしていきたいと思います。
〇経緯
8/17(火)
都教育委員会から教育長名で8つの区(江東、新宿、杉並、江戸川区、渋谷区、千代田区、墨田区、八王子市)の教育委員会に電話で連絡。
パラリンピックの児童生徒観戦を保護者の同意の下、希望を募るようにとの内容。
8/18(水)
午後5時 区教育センター統括指導主事名で各学校にメール。(区内教師の方からの情報としてお送りした通達メール)
翌日19日15:00迄希望を聞き返信するように、という急な締め切り。
上限300名とのこと。
8/19(木)
午後3時締め切りとのことで各校管理職、担任教師、夏季休業中の研修、休暇返上で保護者、教委への対応に当たる。
〇問題点
★☆都教委から連絡のあった8区は、パラ観戦を明確に反対しなかったところです。中でも杉並の田中区長は、パラ観戦をさせたいとの要望書を、都知事とIOCに出しています。従来の区長の姿勢が、今回の混乱の素になっています。
★☆都教委から区への連絡は、文書ではなく電話です。正確な連絡内容が後日に残らない、とても不明瞭なものであることが問題です。
★☆責任の所在が不明確です。保護者の同意を取り、児童生徒本人の希望により募る、ということから、保護者児童生徒の自己責任か?
教師が引率をするということから、学校長、引率教師の責任か? 希望を募った区教育委員会か?都教育委員会か?
★☆杉並区は8/28 8/29両日となっているが、8/28(土)の場合、土曜授業のある学校は、希望する何人かの児童生徒を担任教師が授業をほっぽって引率するのか?
その場合の児童生徒の出席状況、教師の勤務態様はどうなるのか?
★☆バスをチャーターしての移動を区は考えているようだが、区教委はコロナ対策として異学年交流をやめるよう指導しているが、バスで他校の異学年の児童生徒の多数と乗り合わせることを、どう考えるのか?
ざっとみただけでも多くの問題を抱えた、思いつきとしか思えないめちゃくちゃな連絡で、学校現場と保護者、児童生徒を大混乱させています。このような事態は、絶対許すことはできません。