パラリンピック 学校観戦の強行 千葉県の場合
8月19日づけで、千葉県知事や県教委に出したパラリンピックの観戦動員反対の要請書(添付ファイル参照)の返事がどうなっているのか、千葉学校合同の吉田として、千葉県庁の報道広報課 公聴室「ご意見・ご質問」担当に午前10時半過ぎに電話しました。
要請書
パラリンピックへの学校連携観戦の中止を決定すること。
オリンピック開催同様に、感染拡大を誘発するパラリンピックの中止を求めること。
子どもたち・教職員の全てに、毎日PCR検査を行うこと。
子どもたち・教職員の希望者の全てに、かつ早急に希望するワクチンを接種すること。
パラリンピックの観戦動員反対について電話・FAX・メールで相当の意見が集中しているとのことで、
返事は出す予定だが、いつ出せるか分からないとのこと。返事は担当課で準備するそうだ。
とりあえず、いくつか質問もあるので直接話したいと言ったところ、
担当だという千葉県オリンピック・パラリンピック推進局 事前キャンプ・大会競技支援課に回されました。
電話に出た若そうな男性職員に、
オリンピック開催時よりもデルタ型ウィルスの爆発的蔓延状況が進んでいる中で、オリンピックの時には観戦動員をしなかったのに、なぜ今回は止めないのか、きちんと説明してほしいといっても、満足に説明できません。
感染防止対策をとって行っているというので、どんな対策をとっているのか聞いてみた。
電話口の職員が上げた対策は、
1.
公共交通機関を使わないで参加校の送迎に貸し切りバスを出している。
2.
不織布マスクをつけてもらっている。
3.
競技場の席を1席ずつ空けて、間隔をとっている。
4.
その席などの消毒を行っている。
でした。
貸し切りバス以外は、この1年日常的に行っているごく普通の「対策」でした。
「デルタ型ウィルスが爆発的に蔓延して、今まで感染が少なかった小中学生にも、感染者がどんどん増えているのに、従来型の対策しかしないで、《感染対策をしている》といえるのか?」と問いかけても、それ以上の回答は出ませんでした。
千葉県庁に、観戦動員の中止を求める電話やFAX・メールが殺到していることは分かりました。
それでも今のところ、突っ走るつもりのようです。
夏休み明けに、学校でクラスターが爆発するような状況が出ない限り、今のところ突っ走るつもりのようですが、観戦動員の不安を訴える県民の声が相当大きいことも感じました。
どんどん、電話やFAX・メールで中止を呼びかけると熊谷知事も動くかもしれません。
以上