4/30 討論集会の<宣言>
若者を再び三度戦場に送るな!
改憲反対運動へ参加の呼びかけ
昨年の衆議院選挙において改憲勢力が三分の二を超えました。こうした情勢を受けて岸田政権は明文改憲に向けて暴走しています。
改憲の中身を論議する憲法審査会を毎週開催し、急ピッチで改憲に向けた手続きを整えようとしています。
一方、実質改憲すなわち実体においての改憲が歴史を画する規模で進行しています。
ロシアによるウクライナ侵攻と「台湾有事」を根拠に、自民党は防衛費のGDP比2%枠拡大、「敵基地攻撃能力」・「反撃能力」の所有と「指揮統制機能への攻撃」を提唱します。
もはや「専守防衛」という建前をかなぐり捨てた先制攻撃が公然と主張されるにいたっています。
私たち都教委包囲ネットは明文改憲・実質改憲に反対します。
私たちは「日の丸・君が代」の強制反対、教育基本法改悪反対、緊急事態宣言反対、そしてオリンピック・パラリンピック教育反対の闘いを行ってきました。
これらすべての闘いは国家による教育支配を許さず、再び三度若者を戦場に送らないための反戦の闘いです。
故に私たちが改憲反対の闘いに取り組むことは、あまりにも当然であり、むしろ義務だと考えています。同様に、国家による教育支配と闘う人々にとっても、改憲と闘うことは必然だと考えます。
ロシアによるウクライナ侵攻は新たな戦争の時代への突入を予感させます。であるからこそ、私たちは改憲―戦争に反対する闘いが必要であると考えます。改憲はアジアにおける軍事緊張を高める行為であり、平和と安定をもたらすものではけっしてありません。
これ以上、若者を戦場に送ってはならない! これ以上、若者の血を戦場に流させてはならない!
国家による教育支配と闘う皆さん!包囲ネットとともに改憲反対運動に取り組もうではありませんか! 団結と連帯の力で改憲反対、戦争反対を共に闘おうではありませんか!
2022年4月 都教委包囲・首都圏ネット
090-5415-9194