呼びかけ人の一人の根津さんからの報告とお礼です。
昨6月30日、記者会見及び都と内閣に提出した報告
安倍内閣に与する者は刑法に触れる行為をしても訓告、「日の丸・君が代」の強制に反対し行動した私たち教員は懲戒処分に。どう考えたっておかしい! そう思った私たち東京、大阪の教員・元教員有志6人が呼びかけ人となり、6月8日、SNSやMLで表題の公開質問状への賛同を募りました。ほぼ1週間で300名を超える賛同者が集まり、最終的には25都道府県、アイルランド、カナダからも集まり、398名の賛同者となりました。ご賛同・ご支援くださった皆様、ありがとうございました。
賛同者のお名前を添えて、公開質問状を提出しています。
大阪では6月19日に府知事と教育長に宛てて提出し、昨日は都と内閣に提出。愛知、神奈川、埼玉でも提出を希望される方がいらっしゃいます。
昨日は、東京の呼びかけ人4人の参加で記者会見を、参議院議員会館会議室で開き、その後、公開質問状の提出をしました。以下、その報告です。
記者会見について
今朝(7月1日)の朝刊紙面は、昨日の2つの判決についての記事が大きく記載されていました。 その予測は新聞社には昨日の段階でわかっていたことですから、新聞記者には来てもらえないかと思っていました。ところが、大手2社の記者が来てくださり、雑誌記者、映像関係者等、総計で11名、予想以上の報道関係者が集まってくださいました。個人での参加も3名、ありがとうございました。
公開質問状への賛同呼びかけ及び質問状を提出する(した)私たちの気持ちを「君が代」不起立処分を受けた伏見忠が説明したうえで、残りの3人が自身の気持ちを話しました。 「決して強制はされない。皆の自由は憲法に保障されている」と授業で伝えた責任を果たそうと、2000年の卒業式で「ピースリボン」を着用。その行為が、「式の間も校長の国旗掲揚に反対の意思表示をした職務専念義務違反」とされ訓告を受けた佐藤美和子。
「君が代」不起立で延べ6回、しかも後ろ3回は、次は免職を覚悟させる停職6月処分を受けた根津公子。
自身を含め、「君が代」不起立をした教員たちが受けた不利益は処分にとどまらず、再任用拒否や学級担任を奪われるなどに及ぶ現実について木村葉子。
休暇の取れない2人は、書面で述べました。
記者からは、「賛同はどうやって集めたのか」という質問があり、呼びかけ人それぞれのSNS等と答えました。一週間の短い間に集まった約400人の賛同が目を引いたと思います。
会見後、賛同者398名の名前入り質問状を司法記者クラブ、都庁記者クラブに投げ込み、東京都教育庁担当者に手渡しました。宛先は「都知事」ですが教員の処分量定を決めるのは都教委人事部なので、誠実に回答をするように伝えました。「都民の声」には、faxで送りました。こちらは都の総務部人事課(?)が答えることになると思います。安倍首相宛は、内閣府へ郵送し、官邸への意見欄にも記入しました。二重に送っているので、担当に
は届くと思います。大阪、東京、内閣府からの「回答」が届いたら、お知らせします。大阪の回答は、7月3日の予定です。クリスチャン新聞が早速記事にしてくれました。以下に掲載します。高橋良知記者に感謝です