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2020年7月23日木曜日

7/22 不当逮捕・拘留されているI君激励と碑文谷署抗議


高校生のI君が不当逮捕・勾留されていることに対し、22日、I君激励と碑文谷署への抗議行動が取り組まれました。










★16時に都立大学駅に集合したら、すでに公安が10人余り来ていました。
碑文谷署に着くと(公安もついてきた)、署の前には多数の警官が立ちはだかっていました。
一緒に来てくれた土田弁護士がI君の接見に入り、私たち(20人)は署前の歩道で、
「ビラまき高校生への弾圧を許さない! I君に対する不当な長期拘留をやめ、即時解放しろ。I君宅に対する不当な家宅捜索を糾弾する」というビラを(裏面は「東京新聞」の記事です)通行人に撒きながら、
 ・不当な逮捕に抗議する!
 ・不当な長期勾留をやめ即時釈放しろ!
 ・不当な家宅捜索を糾弾する!
などのシュプレヒコールを、I君に届くよう繰り返しました。

★その後、代表4人が署長に抗議に行こうとしたところ、「抗議は受け付けない。署の中には入れない」と言う。
それに対し、みんなで「都民を入れないのか」と強く抗議をすると、係りの警官が中と連絡を取った結果、「要請なら、代表2名で」と言うので、都教委包囲ネットの渡部と「救援連絡センター」の菊池の2人で入ることになりました。

★通された部屋は取調室のような狭いところで、警務課のT課長代理とI係長が出てきました。
私たちは、公道上で平穏にビラを配っていたI君を逮捕し、長期間勾留していることに対し強く非難しました。(I君は拘留理由開示裁判ののち、さらに10日間拘留になっています。)
私たちは次のようなことも付け加えました。
校長に対する「公務執行妨害」というが、しかもそのビラは目黒9中には関係のないビラであり、かつ交通の邪魔にもなっていなかったのに、副校長は「公務員」の立場でそれを妨害してきた。これこそ憲法違反ではないか。職権乱用ではないか。問われるのは副校長の方だろう。
しかも、普通ビラまきに警察がやってきても、何も問題が無ければ、すぐ帰っていく。それを7人もの警官がやってきて、逃げもしないI君を車に乗せて逮捕する。まさにでっち上げ事件だ。
今、高校では期末テストなどが行われている。I君はそれも受けることができない。あなたたちも子どもさんがいるだろうから、よくわかるだろう。どう思うか、と。
しかし、彼らは「取り調べ中なので・・」と言って、何も答えませんでした。

★「東京新聞に載った記事のことは知っていますか」と聞くと、これには二人ともうなずいていました。
最後に、「抗議声明」(添付のビラに掲載)を渡そうとすると、「受け取りません。置いてっても処分します」というので、「じゃ、置いていきます。そちらで処分してください」
と言って置いてきました。

その後、警察署前で抗議を続けていた仲間たちに報告をし、再度シュプレヒコールを上げ、17時ごろに解散しました。
I君の接見に入った土田弁護士はまだ接見中だったようです。

★レイバーネットに抗議行動がアップされています。
http://www.labornetjp.org/news/2020/0722shasin