オリンピック観戦 キャンセル受付の記事について
6月1日、3回目の「緊急事態宣言」が再延長されました。(渡部さんのコメントです。)
また同日、オーストラリアの女子ソフトボール選手団が来日し、日本選手団への優先的なワクチン接種も始まりました。
これを受けて、官邸幹部は「中止の選択肢はない」と反対意見を封殺するように断言しました。明らかにスガ政権は「国民の命と健康より、五輪を優先」させているのです。
しかし、3日の参議院厚生労働委員会で、政府の分科会の尾身会長は、「パンデミックの中で開催するということが普通でない」と言いました。これは、スガ政権の五輪強行に対する強い批判です。
ところで、この間私たちは東京五輪への小中高校生の動員に反対してきました。
しかし、ここにきて突然、スガ政権は「無観客にはしない」と言い、ワクチン接種を16歳以上から12歳以上に引き下げました。明らかに生徒動員に合わせたものだと思います。
ただ、本日(6月4日)の「朝日新聞」に「学校観戦 キャンセル受け付け」という記事が載っていたので、根津さんが八王子市教委と都教委に状況を聞いてくれました。
その結果明らかになったのは、「キャンセル受付」を各学校に徹底する通知などは出さず、
あくまも「観戦」を前提にした回答でした。(下方に根津さんからの報告を貼り付けます。)
杉並の区議にも区教育委員会に聞いてもらいましたが、「何も都教委からきていない」とのことでした。区議会では話題になっているようですが。
なお、このことについて、「アエラ」に記事が出ています。
「東京五輪観戦「陰性証明」ならば生徒引率の教師はブラック労働に
「陽性者でたら混乱」と医師〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/e37e1d5bbb59aa08f43515ea6117d6dd6f4ffccc」
こうした状況に対応するため、杉並1000人委員会は、新しいビラ<東京五輪は即刻中止を!!>を作成したので添付します。ご覧ください。