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2021年5月19日水曜日

5/18 バッハ来日を迎え撃ったJOC前抗議行動

 5/18 バッハ来日を迎え撃ったJOC前抗議行動

5月18日午後、バッハが来る予定だったので、「子どもの命を守れ!五輪強行反対!オリンピックを中止せよ!JOC前行動」(主催:都教委包囲首都圏ネットワーク)を行ないました。50人が参加しました。





























司会は、「多数派は我々だ。中止が当たり前だと思っている。この間、五輪の利権にまみれた本質が明らかになった。五輪は一部の人の金儲けのためだ。何が平和の祭典だ。JOCは自分たちの利権のためにやっている。中止に追い込もう!」と述べました。

主催者は、この間の内外の動きに加えて、都教委のオリパラ教育について、「ここに至っても都教委は子どもたちを五輪に動員しようとしている。まさに現在の学徒動員だ」と述べました。

その後、参加者の発言が続きました。

・「オリンピック終結宣言」の方は、「ぼったくり男爵は、バッハだけではない。これまでのIOC会長も同じだ。いろんな美辞麗句を並べるが、文化施設はどんどん

つぶれている。なのに五輪だけはやる。何がみんなの<感動>、<希望>だ。やってることは<文明の敵>だ」と述べました。

・「都立病院をつぶすな!署名アクション」の方々は、「本日都庁で4回目の要請をしてきた。署名は1万を超えた。墨東病院での署名が一番多かった。「看護師をしているが、独立法人化で利益第一になり儲からない小児科などは廃止される。

コロナ患者は都立病院が7~8割受け入れている。100時間の超過勤務だ。それでも <医療崩壊の言葉は使うな>と言われる。トイレに行く間もなくオムツをしながら、食事もとれないまま働いている。医療関係者の子どもも嫌がられる。」と述べました。






・「東京にオリンピックはいらないネット」の方(国立競技場周辺に住んでいる)は、「五輪の為に思い出がいっぱいの地域が尽く破壊された。自分たちがやりたいばっかりに、多くの人々を犠牲にしている。今回JOCに<質問状>を持ってきたと言いました。

・反天皇制の方は、「1964年の開会式ではヒロヒト天皇が開会宣言をした。今回その孫の天皇を世界に披露しようとしている。国威発揚のための国家行事だ。これまでも医療は不十分だった。絶対医療を増やさない。死んでも結構ということだ」とのべました。

・元都立高校教員の方は「石原都政により東京の教育はダメになった。彼はみんなぶち壊して金儲けを考え、五輪を持ってこようとした。その後それに便乗するのが出てきた。安倍など。そこにあるのは利権と愛国心だけだ。最初からでたらめで滅茶苦茶だ。我々の力で粉砕しよう」と述べました。

JOC要請に移り、正面玄関前に移動

入り口は完全に閉ざされ、警備員が立ち並び公安警察(?)もうろつき、何度呼び掛けても誰も出てきませんでした。JOCは自分たちに都合が悪い要請や質問はすべからくシャットアウトする所である、ということがよくわかりました。

そこで、要請書と質問書を読み上げる。

〇「都教委包囲首都圏ネットワーク」の「要請書」(一日も早く東京オリンピックを中止すべき)

〇「東京にオリンピックはいらないネット」の「質問状」

 ①バッハ来日の対応、

 ②多くの反対の声をIOCに伝えているか

 ③ボランテイアのワクチン接種はどうなっている、

 ④参加者を減らすための対策をとるか、を読み上げ、抗議のシュプレヒコールをし、行動を終了しました。(その後、「質問状」は<配達証明>で送ったということです。)

都教委包囲首都圏ネットでは引き続き反対行動を考えていきたいと思っています。

果してバッハは、コロナ感染と医療崩壊、そして抗議の声がさらに広がるだろう6月に、日本に来れるだろうか。

※この日の行動はYouTubeにアップ

https://www.youtube.com/watch?v=yROyOVuas5A