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2014年3月10日月曜日

3/8 都立高校チラシ撒き 田無工業高校の場合

■田無工業高校は2013年7月に“防災訓練”を自衛隊の朝霞駐屯地で行った高校です。2014年2月に、二年生全員に行った防災訓練は、場所は都立の施設に移しましたが、指導は自衛隊がしました。

★7時50分頃に到着。チラシを受け取った教員がその場で読んで、いらないと返してきた。8時前に40歳くらいの男性が来て、ビラを受けとり通用門の所にとどまり、チラシを読んでいたので、「先生ですか」と聞くと「支援センターからきた」と言った。その後その男性は校舎の中に入っていった。

★先の男性(以後、支援センターとする)が出て来て再び通用門のところに来たので、もう一度どこから来たのか聞くと「支援センター」と答える。「何しに来たのですか」と聞くと「こういうの(チラシ撒き)を監視に来た」と言う。
そこに校長が出来て、「ここで撒くな、じゃまだ。妨害するな、やめろ」という。こちらが「ここは歩道ですから撒くのは自由です。」というも、校長「妨害するな。ビラ撒きは教育活動を妨害するものだ。だから撒くことがいけないのだ。歩道は人が通り交通の妨害にもなる」という。(通常言う「敷地内でまくな」というのとも違う)支援センターも校長と一緒になって「撒くな」という。
校長は私が学校の前の家のところにカバンを置いたのを見とがめて、「人の家に断りもなくものを置くのはおかしい。片付けろ」という。私はそのカバンを道路の端に置いたら、道路に置くのはおかしい」とわめく。そこに副校長がきた。校長は副校長に「あのカバンを写真に撮っておくよう」と命令したので、副校長はカメラをとりに校舎にもどる。「写真なら自分で撮りますよ」と言って、道路のカバンを自分のカメラで撮った。

★校長は、「カバンをどかせ。道路にものを置いていいと思うのか。常識がない」という。
私はカバンを手に持った。そしたら校長は校舎の方に退いた。支援センターはそのままいた。そこに、副校長がカメラを持ってアタフタと戻ってきたがカバンがないので、「あれカバンがない」という。私が「カバンは手に持っていますから」というが、副校長がカメラをかざしているので、私が副校長とカメラを撮る。副校長は「私は写真を撮っていないのに、自分を撮るのはおかしい。消しなさい」という。そして副校長と支援センターは私を取り囲む形になる。その際、支援センターが私の右腕をつかんだので、「なにをするんです。腕なんかつかんで」という。そこに校長がまた来て、それを聞いていたが黙っていて、そのまま、また校舎の方にもどる。副校長ももどる。支援センターもうろうろして校舎の方に行く。

★地域の人が来て2人でチラシ撒きを始める。この間、教職員は卒業式の看板を出したり、自転車の生徒の誘導をしたりしていた。静観していた。その後、さらに2人地元の市民がチラシ撒きに合流。正門、裏門の二手に分かれて撒くが、裏の通用門が閉められたので、4人で正門前で、「おめでとうございます」などの言葉をかけて撒く。

Image1森 
★教職員たちも生徒に対して、「おはよう」とか「おめでとう」などの言葉をかけていたので、正門前はにぎやかだった。生徒も保護者もチラシを受け取った。
支援センターは校門内に立って、こちらを見ていた。メモなどとっているので、「何をメモしているんですか。そういう公安の刑事みたいのことはやめた方がいいですよ」というとやめる。
校門前の道路を通る人にも撒く。おばさんは「学校も変わったみたいね。うちの息子の頃は都立は自由だったけどね。なにしろ、安倍だからね」と言った。10時に終わる。

レイバーネットのブログにも、報告が載っています。

http://www.labornetjp.org/news/2014/0308hokoku