9/14付 都教委から木で鼻をくくったような回答が来た
★都教委包囲ネットは8月25日に「国葬」に関する要請・質問書を都教育委員会に出した。そこでは、最後に、
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1,安倍氏の「国葬」に強く反対すること
2,都立学校へ半旗の掲揚や、黙とうなどの弔意の強制は決してしないこと、また以下の 質問をします。
①、安倍家の葬儀に<事務連絡>を出したことを妥当だったと考えているのですか。
妥当だったと考えているのなら、その理由もつけて答えてください。
②、安倍氏の「国葬」を妥当だと考えているのですか。
妥当だと考えているのなら、その理由もつけて答えてください。 )
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーということを書いた。そして、回答期限を8月31日とした。
★しかし、その回答が期限まで届かなかったので、9月に入り2度ほど催促の電話を掛けた。それでも来ず、やっと9月14日付の回答が9月15日に届いた。
その内容は以下の通り。
1,2,については何の回答も無し。
①、②には、以下のような回答があった。
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①について、
東京都総務局作成の各局あての事務連絡による周知内容を、都立学校に情報提供のため、送付したところです。(所管 都立学校教育部高等学校教育課)
②について
国葬は閣議において決定されたものであり、東京都教育委員会はその決定に対し、妥当かどうか判断する立場にありません。(所管 総務部総務課)
私たちが要請・質問書を出してからすでに20日以上もたってから、まともに質問に答えず、木で鼻をくくったような回答を送って来る。
これだけの回答なら、8月31日までに出せたはずである。
小池都知事は就任時、<都民ファースト>、<情報公開は都政の一丁目一番地>などと述べていた。それがこのありさまである。これは私たちに限ったことではない。
①に関しては、「妥当」かどうかを聞いているのに、全く答えていない。
そして、「情報提供のため、送付したところです」などと述べている。しかし<事務連絡>として出しており、そこには「特段のご配慮」と書いてあった。
(情報提供)などとはどこにも書いていない。逃げ口上を言っているに過ぎない。
②に関しては、「妥当かどうか判断する立場にありません」と述べている。
すでに、9月14日には、世論は「国葬」反対が多くなっており、岸田内閣の支持率も逆転している状態だった。にもかかわらず、何も考えず、判断もせず、上から来たものは何でもただ垂れ流すと言うことである。無責任としか言いようがない。
★こうしたことに対し、翌9月16日私は、(都立学校教育部高等学校教育課)と(総務部総務課)に怒りの電話を入れた。
電話口に出てきた係りの方は「うん」とか「はい」、そして「回答に有る通りです」と繰り返すだけだった。
また、私たちが8月25日に一緒に出した、<都立高校入学者へのスピーキングテスト中止の要望書>については今でもまだ回答が来ていない。
その事について聞くと、「総務部はそれの対応で大変なので」ということだった。回答も出せない状態のようだ。
今回またしても、都教委は、「都民ファースト」どころか、「機能不全で無責任な体質」になっていることが明らかになった。