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2019年12月20日金曜日

<緊急>12/26都教委への要請行動 再処分をするな!

◆信じられますか?~最高裁で敗訴した都教委が謝罪せずに再処分を画策
近藤徹さんのアピールです。

●田中聡史志さんへ戒告処分を出しなおすためか? 田中さんを事情聴取
以前既報の通り、東京「君が代」裁判四次訴訟は、東京都は減給処分(1名・2件)取消の高裁判決を不服として最高裁に上告受理申立し、一審原告らは憲法判断での前進、戒告処分取消、損害賠償を求め最高裁に上告、上告受理申立をしていたところ、最高裁(第1小法廷)は2019年3月28日、一審原告らの上告を棄却し、上告受理申立を不受理とする一方、東京都の上告受理申立を不受理とし、上告人TSさんの2件の減給処分取消が確定しました。
すなわち、一審原告田中さんの減給処分が「裁量嫌悪逸脱・濫用にあたり違法」とする高裁判決が確定し、都教委の主張が退けられ、敗訴したのです。

ところが最高裁決定から9ヶ月近く経った12月19日、都教委は突如として再処分に向けてTSさんを「事情聴取」に呼び出したのです。「減給処分がダメなら戒告処分を出し直そう」というのです。

これに対して被処分者の会の仲間も駆けつけ、TSさんとともに「最高裁まで争って違法とされた処分をしたことを先ず謝罪すべきだ」「『事情聴取』の法的根拠を示せ」と対応した教育庁人事部職員課管理主事に問いただしました。
ところが管理主事は、突っ立ったままで「(事情聴取は)都教委の裁量で実施しています」と繰り返すだけで、学校で授業することをやめさせられて、子どもたちから引き剥がされたTSさんの質問に答えないまま、2時間経ち教職員の勤務時間が過ぎて、事情聴取せずに終了しました。

生徒の教育を受ける権利を守り、生徒・教職員の人権を尊重すべき都教委が、誠意がないどころか全くそれに反することをしていることを信じられますか?

◆1月9日(木)に予定されている東京都教育委員会での再処分を許さないため、緊急に都教委要請を行ないます。下記の都教委要請行動に多数の参加・支援をお願いします

★再処分をするな!都教委要請行動
 日時・場所 12月26日(木)10時15分・都庁第1庁舎1Fロビー集合
                10時30分・都庁第1庁舎25F116会議室


 主催:「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会 
    東京「君が代」裁判原告団  事務局長 近藤 徹