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2013年2月2日土曜日

根津公子さんからのアピール

■「君が代」不起立を続ける教員に対し、「重い処分」や分限免職をさせない取り組みについてのアピールが根津さんより寄せられましたのでアップします。

また、関連して、板橋の会の2・2集会、都教委包囲ネットの2・3集会にご参加ください。 

◆再発防止研修の例をみない強化の狙いは分限免職 田中さんを分限免職させるな!

★東京の「君が代」不起立・被処分教員に対する再発防止研修が、昨春からそれまでとは性格を異にし、回数は20回を超えるなど、格段と強化されたこと。昨春からの再発防止研修は、ゆくゆくは「これだけ研修の機会を与えたのに反省がなかった」として、2011年の1・16判決が原則禁止した「戒告を超える重い処分」や分限免職を狙っていることについて、これまで何度か、皆さんに訴えてまいりました。

★不起立を続ける教員(田中聡史さんほか)を「重い処分」や都教委が最も狙っているであろう分限免職にさせないために、都教委への要請等の他に、河原井・根津らの「君が代」解雇をさせない会では第2、第4の木曜日の朝、そして、都教委包囲・首都圏ネットでは第1、第3の木曜日の夕刻、都庁前でチラシをまき、情宣を続けています。

 チラシの受け取りはいいとは言えませんが、私たちの存在を知っていて、ご自分から手を出してくれる方が多いです。激励やお礼のことばがけをしてくださる方もいらっしゃいます。
 一昨日(1/31)のチラシまきでは、私が手渡した人の中に、20代と思われる人が何人もいました。ご自分から手を出されて、「ありがとうございます」と言われたり、会釈をされたりという方たちでした。「非正規雇用」で都庁で働く方かな、と頭をよぎりました。

★こうした私たちの行動に、都教委は警備員を使って報告をあげさせています。第2、第4の木曜はチラシまきの後、教育委員会定例会を傍聴しているのですが、チラシまきの参加者が多い時には、定例会が行われる30階は、びっくりするほど大勢の都教委の職員が廊下に並んでいます。チラシまきの人数が多くない時でも6~7人の職員が、多い時には20人もの職員が20メートルほどの長さの廊下に立っています。私たちが何をするわけでもないので、立つことが仕事なのですね。
 都教委のピリピリ感がわかると思います。
 権力を持つ者は、市民が黙っていないことに一番恐れるのですから、声を出し続けていくこと、その声を大きくすることをしていきたいと思います。
 2004年当時、「3回不起立で免職」と言っていた都教委ですが(=私も河原井さんも、当時、校長から聞かされました)、私たちをクビにできなかったのは、全国の大勢の人たちが動いてくださったからでした。その体験から私は、都教委に見える行動を、と思うのです。

★都教委に、「君が代不起立処分を止めろ」「再発防止研修を使って、重い懲戒処分や分限免職をするな」と、声を届けてください。

▼集会へのお誘い
○ 「日の丸・君が代」強制に反対!板橋のつどい2013 
 2月2日(土)14時~16時半
 板橋区立グリーンホール2階 男女平等推進センター内会議室
  (東武東上線大山駅下車4分/地下鉄三田線板橋区役所前駅下車5分)
  ・講演「学校を取り戻すために」 高嶋伸欣さん(琉球大名誉教授)
  ・現場からの報告
 主催は、学校と地域をむすぶ板橋の会   板橋は田中聡史さんの勤務校の地です。

○2月3日は、都教委包囲・首都圏ネットの10・23通達から10年!総決起集会です。
  13時半から杉並区阿佐ヶ谷産業商工会館(阿佐ヶ谷駅南口下車5分)