それに関することや今日に至るまでの闘いを紹介します。
まさに闘いはこれからです。
1)4月8日にきたメールの紹介。 渡部
〇4月7日のアルタ前での闘いには100人も結集されたのですね。私も参加していましたが大成功で良かったです。
ところで
「何の集会ですか?」と 私に話し掛けてくれた青年がいて、結構長時間話しました。
モリカケや桜、検察の定年延長などの問題もある。政治が滅茶苦茶で、法律を知っている筈の人たちが法を平気で侵している。権力を背景に数で押し切り、何でもあり。
黒川さんだって、定年延長を断われば良いのに、それもしないし、伊藤詩織さんの事件も典型で、理不尽なことばかりで歯痒い。
野党と言っても立民や国民は信用できず、れいわもどうなのか。自分も周囲も時間が無く、政治に関われないし、政治を考えないようになっている、と
ポツリポツリと話してくれました。。
彼は集会ビラも他のビラも受け取りませんでした。ただ単に、政治の話を誰かとしたかっただけなのでしょうか。でも、最後まであの場に留まっていたのですからきっと何か切っ掛けがあれば行動してくれると思うのです。
日常生活の中で、皆が気軽に政治について話せる、そんなことが当たり前になれば若者たちは起ち上がる、そんな風に感じた時間でした。
それから余談ですが、「宣言発令日の街の風景」をレポートしているとかで フジTVから取材されました。
4月8日朝8時~の番組で 横断幕と皆さんのコールの様子、呼び掛けビラ、私の意見の一部が放送されました。
2)5月1日に新宿で「自由と生存」メーデー集会があった。
★メーデーについてちょっと。
世界的には1890年から始まり、「8時間労動」が大きなスローガンだった。日本的にはロシア革命(1917年)後の1920年から始まった。その第1回は上野公園で開かれ1万人が集まった。そのスローガンは「8時間労働」「失業の防止」「最低賃金法の制定」などだった。しかし1936年に2・26事件が起きると、「治安維持」を口実に敗戦(1945年)まで中止された。
戦後初のメーデー(1946年)は「食糧メーデー」だった。皇居前広場に50万人が集まり「働けるだけ喰わせろ」と叫んだ。日本のメーデーは今年91回目である。
現在、コロナ禍と「緊急事態宣言」により、多くの労働者・人民の仕事と命が危機に瀕している。今こそかつてのスローガンが再び叫ばれなければならない。しかし、「緊急事態宣言」下での忖度と同調圧力が強まり、今年は大きなメーデーの集会やデモは見られなかった。それでも危機を感じる人々は各地で声を上げた。
〇都教委包囲首都圏ネットがオブザーバー参加している『戦争・治安・改憲NO!総行動実行委員会』も、新宿アルタ前で「5・1メーデー情宣」を行った。参加者は50名だった。道行く人々に、「非常事態宣言撤回!」「生活を保障しろ!」「命を守ろう!」
新宿の「自由と生存のメーデー」の様子はレイバーネットの記事になっています。
http://www.labornetjp.org/news/2020/0509mayday
3)5月23日(土)の午後、キリスト教会館で「緊急事態宣言糾弾」集会
★集会のメインは清水雅彦さん(日本体育大学教授・憲法)で「緊急事態状況下の改憲策動とどう向き合うか~特措法と緊急事態条項論を中心に」という演題で約1時間30分講演されました。
その後、何人かの人の発言がありました。
久しぶり集会だったので「新鮮」な感じがしました。約80名が集まりましたが、広いベランダにも椅子をおいて、ゆっくりとした空間で行われました。
宣言が解除(5月25日解除)されたら、集会やデモを行なおうということでいくつか提起もありました。
★この集会で都教委包囲ネットの伏見さんが発言しました。
■伏見発言
2月27日の安倍の一斉休校の要請に対して、東京は真っ先にそれに応じた。なんの論議もないまま、上から一斉休校の指示が降り、学校長から伝えられました。
ちょうど私が勤務する学校は期末試験の前日ということで、生徒はそのことを聞いた途端に、学校中がどよめきましたね。彼らだけじゃなくて、私が高校生をやってたとしたら安倍晋三に1票入れようと思ったかもしれない。しかし、その後、延々と休校が続いていくわけです。
具体的には、卒業式も誰もいない中でやらざるを得なかったし、在校生も成績がつかないわけです。1、2学期ダメだったけど3学期頑張って取り返そうと思っていた生徒には、1、2学期の成績で3学期もみなすという事態が起きたわけです。
来週あたりから学校がボチボチ解除になりますけれど、今まではクラッシーという一部ベネッセがただでやっているアプリでやっていたり。いま生徒はほとんどスマホはもっているんですけれど、家庭にワイハイ環境がない家庭はいっぱいあるんですよ。それを見ていますと、通信料がガクンと上がるので、結局利用できない。しかもそれが情報漏洩しまして、一時使えないという事態が起きています。
学校の方はガンガン宿題を郵送で送ったために、1年間の郵便代をはるかに超える額になって、もう出せませんという状態になっている。
これから生徒が学校に来るわけですけれど、教員にマスクが配られるというわけでもなく、アルコール消毒液も在庫がすぐ底をつくと思う。それに対して、都の方からなんの補助もない。学校が調達できる範囲でやれと。ともかく、現場はそれに振り回される。
いま9月入学問題が出ていますけれど、本当にそんなことが決まったら、とんでもないことが起きると思います。
いまは落ち着いて勉強の遅れを取り戻すとことに全力をつくす、そのためには1クラスの生徒の数を減らすとか、教員の数を増やすとか、そっちの方に全力を尽くすべきであって、突然欧米化という形でやるんではなく、現状に金を使ってほしいというのが我々の立場です。