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2017年3月12日日曜日

都立高校卒業式 チラシ撒き報告(その二)

3月3日から始まった都立高校卒業式での包囲ネットのチラシ撒き報告(その二) 

<I高校>
7時55分から10時まで 東京都地域連合労働組合員3人でビラまきを行いました。
8時10分過ぎに、副校長が出てきて、「敷地内に入らないように。生徒にビラを撒かないように」と言ってきました。3~4人の教員が受け取りましたが、受け取りはあまりよくありませんでした。受け取った教員のなかには、「頑張ってください」と声をかけてくれる方もいました。
生徒の受け取りはまあまあでした。自転車通学の生徒が半分くらいいて、自転車に乗ったまま、校門に入っていくので撒きつらかったのですが、それなりに受け取ってくれたと思います。保護者の方も、受け取りは良かったです。
ある保護者は、ビラをじっと見てから「これはここの学校とは関係ないですよね」といってビラを返してきたので、「卒業式に関してのことなので、ぜひ呼んでください。」と対応しましたが、さっさと行ってしまいました。ビラは200枚くらい撒くことができました。

<J高校>
卒業生へのチラシ撒きを2人で行った。J高校の卒業式は公共施設で行われた。生徒の登校は午前中。式は午後だった。生徒の8割は受け取った。妨害はなかった。警察の動きもなかった。

<K高校>
管理職も職員も誰も出てきませんでした。職員の中に、ビラを受け取る時に、丁寧に「ありがとうございます」と言ってくれた方や、「ご苦労様です」と言ってくれた方がありました。生徒たちのビラの受け取りはあまり良くありませんでしたが、それでも自転車を止めてビラを受け取ってくれた生徒もいました。保護者の方は比較的良くビラを受け取ってくれました。
一人でまいたのですが、138枚まけました。クラスは5クラスですから卒業生は200人くらいだったと思います。

<L高校>
卒業式は午後からだった。間違えて朝8時に着いてしまいました。
午後、管理職など職員から ビラ撒きをやめろに類する言動は一切なし。数年前は公安警察と覚しき人物が構内に出入りしていたのに警察関係と覚しき人物も見あたらず、平穏でした。
若い教員と思われる人物が、チラシを受け取りながら低い声で「退職者ですか」「はいそうです」「ご苦労様です。ありがとうございます」
保護者が多くなってきて、忙しいときに車から降りた男性が「PTAの会長をしています。ビラを撒かないでください」。私が言おうとすると「敷地の外、道路の上と言うことも分かっています。撒かないでください。」回りに向かって「これは学校と関係ありません。受け取らないでください。」と繰り返す。しかし、30秒ほどで中に入っていきました。「そういわれたら受け取れないわねえ」と女性の保護者たち。しかし、男性が奥に入った後は皆さん良く受け取ってくれました。296枚撒けました。
 
<M高校>
この学校は進学校。卒業生は例年男女とも派手な和装で、ビラの受け取りが比較的よくないのが特徴です。まき始めてしばらくすると、出勤してきた方が「私は校長だが、門の前から離れてお願いしたい」と言うので「自由です」と言うと、そのまま中に入っていきました。
そのままビラまきを続けていると、自転車に乗った一人の若い警官が目の前に止まりました。私が「ご苦労様。学校から電話があったので来たんですか」と言うと、「いや、匿名で門前で交通の妨害をしている人がいるというので来ました。」と言います。また「ビラまきは何人いるんですか」とも聞いてきました。「一人ですよ。ほら何ら交通の妨害になっていないでしょう。」と言うと、「そうですね」と戸惑っているので、「忙しいのでしょう。帰った方がいいですよ。」と言うと、ノートを出して「名前を教えてください」と言うので、「それは教えられません」と言うと上司に報告する必要があるのか困った顔をするので、「Aさんとしておきなさい」と言ってビラを渡すと、あきらめて帰る支度をしたので、「体に気を付けて、元気で!」と声を掛けました。すると、「お互いに頑張りましょう!」と言って帰って行きました。いいおまわりさんでした。あるいは、警察で弱い者いじめにあっているのかもしれません。
ビラの受け取りは、教職員が比較的良く、「ご苦労様」と言ってくれる方や、「かつてこの学校では『日の丸・君が代』強制反対闘争があった」と語ってくれる方もいました。
生徒の受け取りは例年同様あまり良くありませんでした。なかには、ビラを一度受け取り、返しにきた生徒もいました。保護者も、他の学校に比べ良くありませんでした。

<N高校>
7時45分から正門で始める。生徒も先生も通用門からの入る方が多い。2人で撒く。
8時少し前に、副校長が来て、「ご遠慮ねがいたいのですが」というので「ご遠慮しません」と答える。8時10分頃、校長が出勤してきて、「敷地内に入らないように。保護者と生徒には配らないように」という。「生徒と保護者に配るために来ているんです。ここは歩道で自由です」と答える。
副校長はしばらくして、校舎入口の3ケ所に大きなポリのごみ箱を置く。また、しばらくして、通用門の自転車置き場に2つのポリごみ箱を置く。こっちの方は用務員さんが置いた。しかし、副校長は「込み箱にチラシをいれてください」とも何とも書かなかったので、ほとんどの人は入れなかったようだったが、一人の生徒がごみ箱にチラシを入れたので、「チラシは捨てないで。読んで」と門外から言うと、生徒は拾って持って行った。
教職員はチラシをほとんどとらない。
若い教員で「私は国旗・国歌に賛成であろうと反対だろうと、集団でやると決まったことはやります」と言った人がいた。
生徒が「先生どうしよう」とチラシを受け取るかどうかきくと、聞かれた教員は「自由だよ。でも俺はとらない」と言ったので生徒はとらなかった。
生徒の一人が「強制はしてないでしょ」という。「いえ、強制です。だから先生たちは処分されてるんです。」と言うと「よく考えてみます」と言った。生徒には強制されてはいないと思っているようだった。
先生たちは割と多くが外に出ていたが生徒の服装や髪型のチェックをしていたようだ。
生徒は自転車が多かったがそれなりに受け取った。保護者はほとんど受け取った。通行人にも渡した。通行人のおばさんが、「日の丸と君が代のどこが悪いの。そんなの当たり前でしょ」と言ってチラシを返してきた。約200枚撒いた。

<O高校>
卒業生たち制服で、落ち着いた感じでした。
まき始めるとすぐに副校長さんが出てきましたが、対応は丁寧で、「お約束事」を一回言っておしまい。小さなダンボール箱を持ち出してきたものの、置いただけ。誰も気にせず、何も言わず、用途の表示もない。「教委から言われたように仕事はしていますからね」ということか。正門横のポールに日の丸掲揚。看板は「卒業式」でした。
生徒さん、保護者とものびのびしていて、「ありがとう」と「お断り」が6対4といったところか。自転車通学者には無理をしませんでしたが、わざわざ止めて戻って受け取る生徒もいました。
「在校生」が内容を知って話しかけてきました。開口一番「共産党ですか」。自己紹介をすると「こういうのを配るのは共産党か9条の会あたりだと思ったもので」。「君が代不起立処分」のことを話すと「僕は日本人なら歌う方がいいと思いますが」。「みんな社会のことに関心がなさすぎて」と。「私も何もわからない時はあなたと同様に『日の丸・君が代』が当然と思ってきたけれど…」話し始めたところへ、教員が「係について」と彼を呼び戻しに来てしまいました。「またゆっくりね」でおしまい。会える日を楽しみにしましょう。
保護者の中にも「処分」のことを知っている人はいて、「あれはひどい」「ご苦労様」と応える人も数人いました。不起立処分の話をすると女性がニコニコ笑って「あれって変ですよね」、私「ええ、本当に」。保護者「私『神話』の勉強しているんですけれど、あれって奥が深いでしょう」、私「はぁ?まあ歴史は奥が深く・・」なんて珍妙なやりとりもありましたが。一瞬とはいえ、直接話したり聞いたり、ビラ撒きはいいですね。

<P高校>
8時~10時までで、地域の人達とともに10人で300枚ちかく撒きました。例年必ず来ていた顔見知りの私服も今年は来ていませんでした。
8時過ぎくらいに校長が現れ、「好ましくないものを読ませたくいない」と言ってきました。そこで「こちらは好ましいと思っているから撒いているのだ」と返すと、それ以上言い返してきませんでした。それで、こちらから「校門でゴミ箱を出して回収することはしないように。もしそのような行為があれば写真に撮って証拠にするから」と言ってカメラを見せました。そして「あのね、生徒にも強制をしてはいけないのだからね。」「強制は駄目だよ」と言って聞かせました。
他のメンバーは両側で撒いていましたが、私は校門正面に正対して中を観察(監視)していました。教員はビラを取り上げることもなく、髪の毛チェックをしていたようです。追い返された生徒がいたので、「卒業生なのか?」と聞いたところ「在校生だ」というので苦情を言わなかったのですが、卒業生で帰らされた場合、文句を言う必要があります。