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2015年8月21日金曜日

8/20 戦争法案反対・木曜日国会前行動(第14回)の報告


8月20日(木)、一時雨などもパラついたが、約2300人が結集した。渡部さんの報告です。

 

集会では、
 <民主党の広田一(はじめ)参議院議員>
 <共産党の倉林明子参議院議員>
 <社民党の吉川元(はじめ)衆議院議員>
 <戦争をさせない1000人委員会事務局長の内田雅敏弁護士>
 <解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会の山口菊子さん>
 <憲法共同センターの金井弁護士>
 <辺辺野古への基地建設を許さない実行委員会の中村さん>
 <日弁連の山岸憲司会長>
 <日本体育大学の清水雅彦准教授(憲法学)>
などの発言があった。

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<共産党の倉林明子参議院議員>
 岩手県知事選、無投票で当選が決まった。自民党は戦う前から候補者を引き下げざるを得なかった。この声を全国に広げ、廃案に。
 自衛隊から内部文書が寄せられたのは、自衛隊の中から、「この法案を通してはいけない」との声だ。中谷防衛大臣は指示を出したことを認めた。5月26日に作戦文書を出すように指示しながら、この3ヶ月見ていなかったと言う。しかし、法案が成立すれば、直ちに自衛隊が動けるようになっていた。これはまさに戦前に戻すようなことだ。
 この国の未来を決めるのは国民だ、国民こそが主権者だ、このことを運動の中で明らかにしていこう。

<憲法共同センターの金井弁護士>
 安倍首相の暴走を止めるのは打倒するしかない。育鵬社版教科書の採択で、4年前採択した大田区は今回採択しなかった。安倍はこの教科書で洗脳しようとしている。日露戦争を美化する一方、侵略はないとしている。
 「70年談話」では「侵略」などは文言に入れさせることはできた。しかし、彼の本心ではそう思っていない。運動で安倍を退陣させるしかない。
 「8・30国会10万人・全国100万人大行動」を成功させよう。

<辺辺野古への基地建設を許さない実行委員会の中村さん>
 法案に最も危機感を抱いているのは沖縄である。なぜなら、真っ先に攻撃されるのは沖縄だから。(8月12日)米軍ヘリが墜落した。その中には自衛隊員も乗っていた。こうしてすでに先取り訓練が行われている。しかも18日には訓練を再開している。
名護市の米軍キャンプ・シュワブのレンジ10で、実弾射撃訓練による山火事が発生。オスプレイの代わりにCH51ヘリが出動した。しかしまともに消火作業を行わなかった。
 日米両政府ともなんとも言わない。私たちは気を緩めていない。24時間体制で監視している。カヌーも沖に出ている。全国からの人々もいる。
 安倍政権は沖縄の声にまともに答えていない。沖縄はヤマトの問題だ。9月12日は3度目の国会包囲行動を行う。政府は9月10日に工事を再開しようとしている。

<日本体育大学の清水雅彦准教授(憲法学)>
 安倍首相は広島で「非核三原則」に触れなかった。「日本国際フォーラム」(安倍総理も参与・政策委員を務める)という民間のシンクタンクでは、2009年に、提言(「積極的平和主義と日米同盟のあり方」)を発表、
 その中では、
  ・「『非核三原則』などの『防衛政策の基本』を再検討せよ」、
  ・「東アジア地域における対話と協力の主導権を握れ」、
  ・「『国際平和協力一般法』を制定し、グローバルな『集団安全保障』に貢献せよ」
 などを盛り込んでいた。私たちは「積極的平和主義」を否定する。

行動提起では、菱山さんが次のようなことを述べました。
 運動は大きな広がりを見せている。/ 東西の真宗本願寺が反対することになった。
 創価学会も反対の声を上げている。/ 老いも若きも運動に参加しつつある。/ まちがいなく安倍政権は追い詰められている。
 ・毎週火曜日の各地での行動を続け、
 ・8月26日(水)日弁連の日比谷野音集会 18時~19時(開場:17時15分)
  【パレード】19時15分~ 参加費無料、どなたでも参加可
 ・8・30(日)国会10万人・全国100万人大行動
  などに結集しよう。政治を私たちに取り戻そう!