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2014年2月25日火曜日

2/17 都教委による再処分取り消し 不服審査請求の記者会見

■都教委による再処分に対して、2月13日(月)、東京都人事委員会にへ不服審査請求を行い、2月17日記者会見をしました。その報告が近藤徹さんから寄せられてましたので、遅くなりましたがアップします。

◆都教委の横暴には怒りを通り越してあきれてものが言えない!

 2月17日(月)、被処分者の会・同弁護団は、再処分の取り消しを求めて都人事委員会に不服審査請求を行い、都庁記者クラブで記者会見をしました。記者会見には、都庁記者クラブ加盟社を始め12社が参加し、ました。請求人側からは、当事者4名、弁護団、被処分者の会事務局が会見に臨みました。  会見では、当事者、弁護士などからの発言(一部は下記参照)を受けて、各社の記者からも活発な質問がありました。

○最高裁で減給処分が取り消され敗訴したら、謝罪するどころか7、8年前の事案で戒告処分を出し直す、という都教委の横暴には怒りを通り越してあきれてものが言えない。

○戒告処分の経済的不利益は当時よりずっと重くなっている。これはイジメだ。

○学校現場の状況の悪化は目を覆うばかりだ。職員会議などで自由闊達な意見も言えない状況。校長が全て決めるので発言しても無駄だと発言する人もいなくなっている。

○行政に大甘の裁判所も都教委は「やり過ぎだ」と減給処分を取り消した。都教委の力で押さえつけるやりかたが断罪されたのだ。常識では考えられない都教委の対応だ。最終的な勝利を確信している。

◆早速、NHK首都圏ニュースが報道
   ↓
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140213/k10015227451000.html

国歌斉唱で再処分 取り消し求め請求
2月13日 21時16分

都立高校で行われた入学式や卒業式の国歌斉唱の際に起立しなかったとして、東京都教育委員会から戒告の処分を受けた教職員7人が「裁判の判決が確定し、いったん処分が取り消されたにもかかわらず、再び処分されたのは不当だ」として、13日、都の人事委員会に処分の取り消しを求める審査を請求しました。

請求を行ったのは、都立高校の教職員7人です。
7人は平成17年から翌年にかけて都立高校で行われた入学式や卒業式の国歌斉唱の際、起立しなかったとして、東京都教育委員会から減給10分の1、1か月の処分を受け、処分を不服として裁判で争っていました。そして、去年9月、「減給処分は重すぎる」とした判決が最高裁判所で確定したため、処分はいったん取り消されましたが、都教育委員会は「学校の規律や秩序を保つためには処分が必要だ」として、去年12月、7人に減給よりも軽い戒告の処分を改めて行いました。これに対して、7人は「再び処分を行ったのは不当だ」として、13日、都の人事委員会に処分の取り消しを求める審査を請求しました。
教職員らは記者会見で「8年から9年も前のことで改めて処分を出すことに怒りを感じる。そもそも思想、良心の問題を強制するのはおかしいので、これからも撤回を求めていきたい」と話し、今後、裁判で争うことも視野に入れているということです。