お知らせ

拡大表示の方法: キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「+」キーを押します。
縮小表示の方法: キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「-」キーを押します。

2021年4月10日土曜日

4/8 オリンピック強行反対!都庁・都教委行動

 4/8 オリンピック強行反対!都庁・都教委行動

4月8日(木)と都教委包囲ネットは都庁第一庁舎前歩道で「オリンピック強行反! 子どもたちを動員するな!  命を守れ! 」のビラまき街宣と都教委・都議会への要請行動を行ないました。渡部さんの報告です。













★都教委包囲首都圏ネットワークは、昨年3月「コロナ対策に名を借りた<緊急事態>反対!」の国会議員会館前座りみを4日間行った。

その後3月末には聖火リレーは中止され、東京五輪は1年延期になった。その頃(3月31日)東京都は、新たに78人(1日では最多)の感染者が確認されたと発表した。

★あれから1年余り、すでに3波の感染拡大があり、現在4波に入っている。感染者は本日(4月8日)東京545人、大阪905人。とても昨年の比どころではない。日本医師会の中川会長は、昨日、「これまでで最大の危機だ」と指摘した。

★五輪をめぐるごたごたも事欠かない。3月25日にはじまった聖火リレーも、聖火が消えたり、事故が起きたり、観衆の密状態をどうすることもできなくなっている。しかも、開会式までの100日以上、全国を約1万人で回ると言う。五輪がコロナ感染をさらに拡大させているようなものである。















こうした中、4/8午後、都教委包囲首都圏ネットワークでは、都庁・都議会近くの歩道で、ビラまき街宣と都教委・都議会への要請行動を行った。(14人参加)

そんなに人通りは多くなかったが、大きな横断幕を掲げ、スピーチしながら、ビラを撒いた。受け取りはよく200枚以上撒けた。スローガンを書いた横断幕をスマホで撮る人もいた。

スピーチでは、包囲ネットのHさんが、「コロナにより、五輪が金儲けの為にやっていることがはっきりした。都議会はコロナを理由に傍聴を禁止しているのに、聖火リレーや五輪だけは強行しようとている」と糾弾した。

また、「東京にオリンピックはいらないネット」のAさんは、「菅首相は1月の所信表明演説で述べたことは尽くできていない。五輪ありきの姿勢が感染症対策に悪影響を与えている。」と述べ、都教委への要請・質問項目として、

 ①都教委から組織委員会に何人出向しているのか。 給料はどこがはらっているのか。

 ②ボランテイア動員は何人か。感染防止のために辞退を促すことはあるのか。

 ③子どもたちの観戦を中止するよう学校に指示するつもりはないのか。

の3つを用意していることを紹介した。

★二手に分かれて、スピーチを続ける一方、スピーチ隊は、その後都議会に行き、各会派に要請文とビラを置いてきた。

都教委への要請行動はAさんを含め5人で行った。包囲ネットの要請項目は以下の二点。

 ①こどもの健康や命を危険にさらす東京五輪の強行に強く反対すること。

 ②「オリパラ教育を直ちにやめ、危険な東京五輪に子どもたちを動員しないこと

広報統計課(旧教育情報課)の新しい課長Tさんは、こちらの要請をうなずきながら聞き、「子どもたちの立場に立ってやってくれという事ですね」と言っていたが、どうなるか。都教委要請行動の後、都庁記者クラブに行き、通信社、新聞社、テレビ局のボックスにビラを入れて来た。

それにしても、コロナ感染が「最大の危機」だと言われている中、まだ3か月以上も続く聖火リレーを強行し、あくまで東京五輪を強行しようとする。常識では考えられないことである。必ずや医療崩壊を引き起こし、救える命も救えないようなことになるだろう。

その責任は誰がとるのか。

東京五輪はすでにボロボロである。にもかかわらず強行することは日本が負け戦になった時のスローガン「打ちてし止まん」と同じである。

全国から「東京五輪強行反対!」の声を上げよう。我々はこれからも強行反対の行動を起こすつもりである。