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2016年9月2日金曜日

8/29 憲法違反の再発防止研修に怒りの声―抗議行動の報告

◆憲法違反の再発防止研修に怒りの声―裁かれるべきは都教委だ!
(近藤徹さんの報告です。)

★8月29日、早朝より、3月卒業式で「君が代」斉唱時に起立せず処分されたTSさん(特別支援学校教員、東京「君が代」裁判第四次訴訟原告、人事委員会審理請求人)に対して「所属校研修」という名目でありながら都教職員研修センターに呼び出しての「服務事故再発防止研修」が行われました。
台風10号の影響で時折雨が降る中、早朝9時過ぎからの抗議・支援行動には被処分者の会の呼びかけに応えて、約60名の人が参加しました。被処分者イジメの再発防止研修に対して該当者と思いを一つにして、大きな怒りのシュプレヒコールと発言が会場前を圧しました。早朝からの行動に参加した皆さんに御礼申し上げます。

★今回の研修は、「所属校研修Ⅱ」(1回目・6月15日「地方公務員法及び適正な教育課程の実施」及び演習「振り返りシート」、2回目・7月15日「事例問題等の演習」、3回目・8月29日「研修内容の振り返り」 注:カッコ内はテーマ)の3回目でした。これまで「所属校研修」は、学校の授業など本人の勤務に配慮して、事前に該当者の希望を聞き日程を調整して、文字通り「所属校」で行われてきました。今年もTSさん以外の該当者(2名)に関しては、これまで通りの「所属校研修」でした。ところがTSさんい関しては、これまでのやり方を変更して、一方的に日時を指定し、「所属校研修」を「教職員研修センター」で行うことを本人の「要望書」を無視して強行したのでした。
まさにTSさんをターゲットにした威嚇・弾圧です。

◆「転向を強要してはならない。良心をむち打ってはならない。」



★弁護団から、「転向を強要してはならない。良心をむち打ってはならない。」と澤藤
弁護士が該当者TSさんの代理人弁護士として申し入れを行い、対応した研修センター総務課長に趣旨を都教育長(中井敬三氏)と都知事(小池百合子氏)に伝えるように要請しました。
申し入れ全文はブログ「澤藤藤一郎の憲法日誌」に出ています。
http://article9.jp/wordpress/

★続いて被処分者の会など4団体が抗議声明、要請書などを総務課長に渡しました。しかし、総務課長は、ただただ「本日の研修は予定通り実施します」と繰り返すのみで、まともに答えようとせず、参加者の怒りをかいました。「都民の声を聞く」と言いながら、全く聞かない教育委員会の姿勢を広く知らせて行かねばなりません。



◆「日の丸・君が代」強制は戦争への道―再発防止研修は「物言わぬ教師」作りの道



★再発防止研修抗議行動では、「『日の丸・君が代』強制は戦争への道」であることが語られました。再発防止研修は、従わない教員に「率先垂範」して「君が代」を歌うよう「転向」を強要するシステムであり、抵抗する教員を根絶やしにするために徹底的にイジめ、「見せしめ」にするもので、まさに「もの言わぬ教師」作りの道具です。

★最近、文部省や都教委は「アクティブ・ラーニング」なる言葉をよく用いますが、「日の丸・君が代」強制によって「積極的・活動的に学習する」(アクティブ・ラーニングする)生徒は決して育ちません。「日の丸・君が代」強制は、「お国ために命を投げ出す」子ども作りを狙ったもので、「子どもたちを再び戦場に送らない」決意を新たにする抗議行動となりました。





●TSさんに対する再発防止研修はこれで終わらず、9月以降に「センター研修」(2回目)が予定されています。期日が決まり次第、被処分者の会は、抗議・支援行動を呼びかけますので、参加してください。