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2015年7月1日水曜日

6/25 都教委定例会 根津公子の傍聴記

6月25日(木)に行われた都教委定例会の傍聴報告です。

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◆実教出版高校日本史またもや「使用は不適切」通知

高校の教科書は小中学校のように4年ごとの採択ではなく、毎年採択がされる。そこで、昨年度の検定に新たに合格した外国語の1冊についての資料が提示された。
議題から見ればこれだけの報告であったはずだった。
 しかし、続けて、表題の発言。「国旗国歌について、実教出版日本史の『一部の自治体で公務員への強制の動きがある』との記述は今回も変わらなかった。これは、都教委の考え方と異なる。したがって、校長の責任と権限の下、選定するよう6月26日以降通知をする」と。
 委員からは一切の発言はなかった。委員の誰一人、教育に介入していると自覚する者はいないのか。

●根津さんの傍聴記の 全文はレイバーネットに掲載されています。
http://www.labornetjp.org/news/2015/0625nezu

■実教出版高校日本史またもや「使用は不適切」

~茶番の第一回教育総合会議も開かれる

 公開議題は1)2016~2019年度使用中学校教科用図書選定審議会の答申について 2)2016年度使用都立高校用教科書の調査研究資料についての報告2件。非公開議題が校長の任命や懲戒処分の議案及び報告。公開議題について報告する。

1)2016~2019年度使用中学校教科用図書選定審議会の答申について

 教科書採択にあたり、3月末に都教委がすべての出版社の教科書について調査研究するよう審議会に諮問し、その「教科書調査研究資料」が6月10日付けで答申された、その報告。これに基づいて都教委は都立中学校の教科書採択を行い、また、区市町村教委などの採択権者に対しても、これが十分に活用されるよう指導、助言、援助を行うとのこと。
※以下略

■午後からは第1回教育総合会議

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首長が教育を支配する教育委員会制度に変わったのを受けて、知事は教育総合会議を招集することができるようになった。その1回目が開催された。これまでに見たことのない厳重な警備態勢。職員は皆、ピリピリ。傍聴受付は12:00から12:30に25階で。12:50、傍聴者は10人ずつ職員にガードされて42階へ。そこで手荷物監査をされ、控室で待機。13:30、やっと会場に誘導された。1時間の会議を傍聴するために、1時間から1時間半も待たされたのだった。
以下略