■「日の丸・君が代」累積加重処分取消裁判ニュース174号をアップします。
★9月5日(木)「日の丸・君が代」処分(戒告から停職まで)累積加重処分取消裁判の最高裁(第1小法廷)判決がありました。これまでのご支援、傍聴に心から感謝します。
◆判決:上告棄却、憲法判断・不当判決
裁判官は次のようにいいました。
「開廷します。 主文 本件上告を棄却する。上告費用は上告人の負担とする。
これで、閉廷します。」
★ 横田第一小法廷裁判長の声が流れて終了した。以下四人の裁判官(櫻井・金築・白
木・山浦)は無言で消えた。その「理由」は旭川学テ判決などによって「本件職務命令が憲法19条に違反するものでない」とした。2011年の最高裁判決を参照せよ、と言う。
最高裁は自らが下した判決が、教育現場への教育介入、不当処分にいかに拍車をかけているかに無頓着である。そして、国政での政治状況に追随して判決を書いているようである。特に重視すべきは「裁判官全員一致の意見」としていることである。
行政処分され、司法判断でも処分是認されたことを重く受けとめる。自由や人権よりも、儀式における「秩序・規律」を優先させる。
この現実を広く国民に訴え「倍返し」の反撃を強めなければならない。