■9月17日(火)、田中さんへの再発防止研修が行われました。近藤順一さんからの報告です。
◆被処分者<連続減給1月>に対して「服務事故再発防止研修」強行
★9月17日、都教委は水道橋教職員研修センターにて不当な「研修」を実施した。入学式、卒業式の不起立に対する減給1月処分に伴うもの。今日もセンター前はものものしい警戒態勢が採られた。これに抗議し、思想転向の「研修」を中止することを求めるシュプレヒコールがあがった。
田中さん、「研修」に向かう
★最高裁判決は減給以上の処分を容認している。9/5の判決でも「日の丸・君が代」強制する「職務命令合憲」という<憲法判断・不当判決>を基本に「過去の処分歴等」「不起立前後の態度」により減給・停職処分を是認した。直接儀式自体を混乱させるものでなくても、規律・秩序を維持し警告する意味で職務命令を発し重い処分を課すことを認めている。改憲案として「公益及び公の秩序」が提示されているのに符合する。
東京都人事委が停職1月を減給1月に変更した事案も提訴されている。学校現場の
減給処分発令と共に、減給処分は一つの争点となっている。
◆田中さん自身からの報告
9月17日、今年度3回目の研修センターでの「服務事故」再発防止研修が行われました。
今回は「服務事故」再発防止研修のまとめとして、9時半から11時半まで、教育経営課長の服務指導と研修報告書の記入、研修部長の訓話という順で行われました。
田中さん、「研修」から戻る
昨年同様、研修報告書の最後の「今回の研修を通して、二度と服務事故を起こさないという決意ができた。」という項目にチェックを迫られたり、この項目と同様の旨を回答するよう口頭で質問されたりしましたが、私は「命令が思想及び良心の自由に反した場合には、再び「服務事故」とされる事態はあり得る。」と答え、控えめではありますが非転向を表明しました。
研修センター前には約60人の方が、研修への抗議と私への激励のために集まってくださいました。大変ありがとうございました。