お知らせ

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2014年10月20日月曜日

10/17 田中聡史さん(板橋特別支援学校)への「再発防止研修」についての報告

 10月17日金曜日、水道橋の東京都教職員研修センターで、今年4月の入学式での「君が代」不起立処分を受けた田中聡史に対する「服務事故再発防止研修」が、都立教育研修センターで行われこなわれました。田中さん自身からの報告を送ります。

◆9時30分から、被処分者の会の司会で、再発防止研修への抗議と田中さんの激励の集会を60名以上の支援が集まり行いました。

②澤藤弁護士からの申し入れ

澤藤弁護士は、こういう研修はしてはならない、あってはならないと言いました。被処分者の会ほか、根津さん、近藤順一さんらが、それぞれ抗議と要請文を出しました。 

田中さんを送り出した後、一旦、自由行動。11時30分に再び集まり、「研修」を終えた田中さんを迎えました。

⑤該当者の入構

◆この日の再発防止研修についての田中さんの報告

⑩研修について報告

★9時30分から11時前まで、4階の407会議室という比較的小さな会議室で、四辺に長机が配置され、白板を背にしてイノウエ教育経営課長が座り、対面に田中、私から見て左側の机に校長、右側の机に司会の工藤氏ほか職員3名。

★イノウエ氏からは、「服務指導」として
・「現在の校務分掌は」  「指導上一番大事にしていることは」   「板橋特別支援学校の教育目標は」   「教育目標の達成について校長の職務命令に従う必要について」   「不起立以外に命令違反をしたことはあるか」   「公務員として、いけないことだという意識はあるか」   「なぜ職務命令に従わなかったのか」   「公務員としてどのように職務を遂行すべきか」   「校長からはどのような指導があったか」  「服務事故にかかわる地方公務員方について」  「適正な教育課程の実施について、なぜ校長は職務命令を出すのか」  「教育課程の実施についてはどのような法律が根拠となっているか」  「学習指導要領には法的拘束力がある。どのように指導を行わなければならないか」  「このたびの服務事故は誰にどのような影響を与えたか」
などを、主に口頭で質問する形式で私に答えさせた(答えられるものには答えましたが、忘れたことは忘れたと、裁判で係争中で答えられないものは答えたくない、と返事をしました)。
・最後に「職務命令は憲法19条に違反するとは言えない。起立斉唱は慣例上の儀礼的所作。都の政策の具現化のために通達等を理解して指導を。児童生徒は教員の起立した姿から学ぶ、起立した姿を見せることが大切な指導。職務上、個人的な思想を理由に職務命令に違反することは許されない。」等、 これまで研修センターでの研修や訪問研修で彼らが繰り返し言ってきたことを改めて述べました。

★「服務指導」終了後、
「服務事故再発防止研修 受講報告書」というプリントが配られ、「以下の項目について研修内容を踏まえ、あなたの所感を簡潔にまとめてください。」として、
「1地方公務員に関すること」
「2適正な教育課程の実施に関すること」
「3今回の服務事故の内容に関すること」
「4自分自身の課題に関すること」
「5今後の取り組みに関すること」
「6その他」の6つの回答欄がありました。
さらにプリントの最後には、
「以下の項目について、レ点をつけながら研修の振り返りをしてください。」として、「自分の起こした服務事故について、どのような法律に触れるのかが理解できた。」  「教育公務員として学習指導要領に基づいて指導しなければならないことが理解できた。」  「国旗国歌の指導について、教師自ら範を示すことが大切であることが理解できた。」  「今後、服務事故を起こさないために、校長の職務命令に従うべきであることが理解できた。」  「今回の研修を通して、二度と服務事故を起こさないという決意ができた。」の5項目があげられていました。

★11時からは、イノウエ氏、工藤氏、もう一人の女性職員、校長、私、の5人が研修部長室に集められ、研修部長の前で報告と部長訓話が行われました
私は、再発防止研修の感想等を述べるよう求められたので、現在裁判で係争中のため、私の思いも含めて詳細は裁判で明らかにしたいこと、今後も「全体の奉仕者」として、憲法に基づいて仕事をするつもりであること等を述べました。

★研修部長から、これで今年度の「再発防止研修」を終了する旨の発言があったと思うので、おそらく今年度の再発防止研修はこれまでだと思います。

★なお、研修センターの廊下には監視要員らしき職員が2、3人と、いつもよりやや少なかったのですが、私がトイレに立ったときにも中まで監視についてくるなど、相変わらずひどい状況でした。

⑦支援のシュプレヒコール

★朝9時前から、研修センター前に、50人ほどの方々が、不当研修に対する抗議のために集まってくださいました。大変ありがとうございました。

2014年10月15日水曜日

「防災」名目の「高校生自衛隊体験入隊」の中止を求めよう!

 ◆都立大島高校2年生33名が自衛隊武山駐屯地(神奈川県横須賀市)で「宿泊防災訓練」

 東京都教育委員会は、都立大島高校の2年生33名に11月26~28日、陸上自衛隊武山駐屯地で二泊三日の宿泊防災訓練をすることを決めました。昨年の田無工業高校に続く二校目となります。
 都教委は、防災を理由として、教育的意義を強調していますが、受け入れる側の防衛省は、自衛隊法施行令第119条を引用し「都知事などと連携を保ち募集目標を達成することが主眼」と言っています。
さらに隊内生活に関して、防衛省自衛隊東京地方協力本部(
地本)は「教育庁から団体生活・規律を要望の依頼を受けた。隊内生活のことを向こうは(教育庁)防災訓練と言っているが、うちは(地本)隊内生活体験だ。それを踏まえて内容を調整している。内容が決まれば大島高校には1ヶ月前(10月26日)に(武山駐屯地の)「隊内生活体験」申請(生徒の住所・電話・男・女がわかる名簿)を出してもらう。」と言っています。

昨年すでに、田無工業高校では参加者の名簿が提出されていて、その後の扱いに関しては不明です。体験入隊自体が自衛隊の広報活動の一環であり、入隊勧誘目的に利用される可能性があります。

◆都教委包囲ネットは、以下の行動を提案します。
1.都教委の担当部署に、大島高校の武山駐屯地での「宿泊防災訓練」=「隊内生活体験」の中止を求める要請書をFaxしてください。
2.市民団体が呼びかける東京都教育委員会の要請に参加しましょう。詳細は決定次第お知らせします。
 皆さんのご協力お願いします。                                       

都教委の宿泊防災の担当部署は、
東京都教育委員会 高等学校教育指導課 教育改革担当 FAX:03-5388-1733
番号を間違えないようにお願いします。
また、広報広聴に関しては以下の部署が担当しているようです。
東京都教育委員会 総務部 教育情報課        FAX03-5388-1726

◆要請書の文例

要請書
年 月 日
東京都教育委員会
教育委員長 木村 孟殿                                                要請者(団体)の連絡先     
要請者(団体)の氏名                                                     
 東京都教育委員会は、「防災」を理由として、大島高校の宿泊防災訓練を自衛隊武山駐屯地での実施を七月十日の教育委員会で決定しました。都教委は、防災訓練の教育的意義を強調していますが、受け入れる側の防衛省は、市民の質問に答えて、受け入れの法的根拠を自衛隊法施行令第119条の「自衛官又は自衛官候補生の募集に関する広報宣伝」とし、自衛隊の「体験入隊」としています。
昨年度に実施された田無工業高校では、参加者の住所・性別・電話番号などの個人情報が記載された名簿が提出されていて、その後の扱いは不明です。体験入隊は自衛隊の広報活動の一環であり、入隊勧誘目的に利用される可能性があります。
また、訓練内容はベットメイキングや非常呼集など隊内団体生活やの規律などを体験することに主眼が置かれ、防災訓練は名ばかりのものとなっています。防災を目的とするならばほかにもっとふさわしい機関や方法はたくさんあります。
都教委は「防災」名目の「高校生自衛隊体験入隊」を中止するよう要請します

東京都教育委員会の「防災訓練」に名を借りた自衛隊の都立学校への呼び込みに反対しよう!

都立大島高校の武山駐屯地での「体験入隊」反対!

 東京都教育委員会は2012年度より全都立高校で防災訓練を始めました。消防庁、日本赤十字社などと連携し、体育館などでの訓練が多いのですが、自衛隊との連携も行われています。
                                                                

自衛隊の体験入隊は、今年は都立大島高校を対象に、11月26日~28日まで、神奈川県武山駐屯地(横須賀市御幸浜)で実施されます

昨年は都立田無工業高校が朝霞駐屯地で行いました。この「防災訓練」に対して都教委包囲ネットは抗議し、校長交渉や学校へのチラシ撒きを行いました。また地域の平和団体も訓練そのものをウォッチしたり、田無工業高校・都教委、防衛省自衛隊東京地方協力本部への抗議や要請、交渉を行ってきました。
 そのような行動の結果、この都教委のいう「防災訓練」は防災訓練ではなく「自衛隊体験入隊」であることがはっきりしてきました。自衛隊東京地方協力本部は「隊内生活体験」と言っています。

2014年7月1日の「集団的自衛権行使容認」の閣議決定によって、憲法9条の解体、戦争国家化がいよいよ明らかになってきています。自衛隊の存在はどんどん大きくなっています。都立高校の自衛隊の隊内訓練はかつての「学校での軍事教練」への道を開くものと言っても過言ではありません。
 都立大島高校の武山駐屯地での「自衛隊体験入隊」に反対しましょう。
 都教委の「防災訓練」を口実とした自衛隊呼び込みに反対し、様々な形で行動していきましょう。
 この行動は「教え子を戦場に送らない」闘いであり、教育を戦争のための道具にしない闘いです

【資料】2014年度の「防災教育」実施校は別紙の教育委員会のサイトの通りです。

http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2014/pr140710a.html

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2014年10月10日金曜日

10/9 都教委定例会 根津公子さんの傍聴記

10月9日(木)都教委定例会がありました。根津公子さんの傍聴記です。

■都教委またまたFさんの傍聴を拒否~乙武委員の問題提起も無視

定例会傍聴の受付入口に着くと、久しぶりにFさん(左)が来ていた。

1009-根津

しかし、傍聴受付をさせてもらえず、定例会担当の教育施策課長から「(都教委HPの“告知”が)誤解を与える表現であることは申し訳ありません。でも、誓約書にサインしてもらわないと傍聴できません」と言われていた。                                                                                                                                    「誓約書サインはできない。『申し訳ない』というならば、傍聴させてくれ。委員長に(F氏)を傍聴させていいか聞いてきてくれ」とFさんが言っても、担当課長は「できません」。その時は、課長の表情がこわばった。自分の失態を上司(?)に知られたくないのか、何かを恐れているように私には感じられた。  この課長だけではなく、これまで、どの職員の対応からもそれを感じてきた。

高速道路料金まで使ってきたというのに、結局Fさんは傍聴を拒否された。私は帰宅後、Fさんが退場させられた時の傍聴記録を読み返して、都教委のやりたい放題に、改めて怒りが込み上げてきた。

詳しくはレイバーネットをご覧ください>

全文→http://www.labornetjp.org/news/2014/1009nezu

2014年10月6日月曜日

10/3 『「戦争は教室から始まる」を阻止する10・3集会』報告(続き)

⑪集会-2

■18 :30から「第二部」の集会が、70名の参加で始まりました。
「基調報告」「要請行動報告」の後、まず「学校現場からの報告」がありました。

●分限免職(新採用拒否で)にされた都立高校教員
★都立高に新任で赴任して正式採用にならず、それは不当としたために「分限免職」になり、裁判闘争を闘っている教員から、次のような話がありました。
「着任した学校の校長は、ひどいパワハラを副校長にやっていた。彼は副校長に対し、『人間ヤメロ!』『死ね!』『退職しろ!』『土下座しろ!』などの言葉を投げつけていた。
その副校長は自分と親しかった。自分に対しても校長のパワハラは激しくむけられ、結局、自分は不採用になった。

★ それで裁判闘争を始めた。来る12月8日が判決日だ。
 副校長も証言に立ってくれた。しかし、都教委は校長を全面的に擁護し、『120%正しい』とか、『何のミスもない』と言うばかりだ。
自分は最初都教委で起きていることなど他人事のように考えていた。しかし、大きな現実にぶつかり、とんでもないバカなことが起きていることに気づいた。このような都教委に屈せず、積極的に闘って行かなければならないと思うようになった。」

●多摩教組委員長は、現在職場で起きている実態を、4点にわたり話した。
・<道徳>の授業への介入が進んでいる。授業案のチェックがなされるが、その文は日本語も通じないようなひどいものだ。副読本の使用を強制している。都も文科省も作っている。まさに『国定教科書』が現場に配布されている。
 授業の流れも画一化し、最後に必ず『結語を入れろ』と言う。(徳目の押し付けであろう)
・<学力向上>について。『東京ベーシックドリル』などというものが入ってきている。しかし、この内容、作り方の出来が悪い。子どもにやる気がでない。市販の方が子どもにあうようによく研究されて作られている。しかし、都教委作成のドリルを『必ず取り入れろ』と言う。そうしてテストの結果をデータ調査している。要するに教育内容にまで口を出してきている。
・<授業規律>について。若い教員もベテラン教員も同じように強制されている。「ハイと手を上げ、立って答える」などだ。校長の授業観察もそういう型や、子どもの様子などばかりで評価している。授業の内容やそのことに対するこどもの食いつきなどは二の次でだ。
 若い教員はすぐ校長に聞きに行く。指導要領が変わっても、疑問も持たず、それをバイブルのように思って授業をやっている。
・<勤務実態>について。授業時間が多くなっており、自分は毎日5時間授業をやっている。その後すぐ会議が入る。教材研究などをやる時間はない。夜9時頃まで帰れない人も多い。休日出勤も当たり前だ。振替休暇も夏休みに取れという。過労死寸前だ。病休者も大勢いる。まさにブラック企業だ。」

●千葉の高校教員
 千葉における、この間の実教出版教科書採択をめぐる動きについて報告。(これについてはすでにこのメールでも紹介していますので割愛します。)
 ただ、報告者は10月2日の県議会の様子も報告していましたので、それについて、小松実議員(共産)のブログの一部を紹介しておきます。
★「今日(10月2日)午前、質問に立った船橋市選出の自民党斉藤守議員は日本会議地方議員連盟に名を連ねる改憲・右翼議員です。今回もまた、みずからの特異な歴史観、偏狭なナショナリズムに立って実教出版の高校日本史教科書を攻撃する質問を繰り返しました。昨年来の斉藤議員による学問的根拠のない攻撃とそれに呼応した県教育長の学校・教師への理不尽な圧力にもかかわらず、県立高校10校が、来年度も実教出版の日本史教科書を使うことになりました。現場教師たちの毅然とした姿勢に心から敬意を表したいと思います。
 それがよほど悔しかったのでしょう。神奈川県などでは、県教委の圧力で採択校をゼロにしたのに、千葉県では『こんな教科書を未だに10校も採択するとは。』と、ひとくさり。そのうえで『今後これらの学校をどう指導していくのか』と、教育長に八つ当たり的に質しました。
 教育長は、学習指導要領に沿った教育が行われるよう「引き続き、ていねいに指導していく」と、これまた呼応して、引き続き学校・教師への嫌がらせに近い『指導』を繰り返す姿勢を示しました。」

現場からの報告は、他にも2名予定していたのですが、諸事情により、できませんでした。 
●「連帯の挨拶」
★「共謀罪・盗聴法に反対する共同行動」から
「現在は1930年代前半に似ている。共謀罪・盗聴法・秘密保護法などなど。政府の政策に反対する者はテロリスト、というような位置づけになりつつある。まさに今や日本は『国家総動員体制』に向かって進んでいる。
 その中で、今国会では「カンパ禁止法改悪」や「テロ資産凍結法」などが考えられている。これらは、市民運動や労働組合などを経済・財政面から重罰をもって破壊しようとするものだ。「治安維持法」にも「破防法」にもない攻撃だ」ということが述べられました。
 改めて、現在私たちが直面している現実を知らされました。

★「自衛隊ウオッチ」?では、「この11月下旬に行われる大島高校の、自衛隊における「防災訓練」に大島の人々の中に不安があり、弁護士が呼びかけた集会に生徒・保護者・教員を含め50人が参加した。大島高校の校長は島の人々の評判はよくない。
都教委と学校が行う『防災訓練』は名ばかりでウソ。自衛隊員の幹部が「それは『体験入隊』であり、『軍事教練』であり、『リクルート』活動である」と言っている。都教委が『防災訓練』というのはウソとごまかし」ということが述べられました。
 また、これに関連して、練馬平和委員会作成(2014年10月1日)のわかりやすい資料▼「軍事一体化する都立高校 『防災訓練』指導教官はリクルーター自衛官」
 ~防衛省回答”向こう(教育庁)は「防災訓練」というがうちは(自衛隊)は体験入隊だ”~
▼「総合的学習(職場体験)の支援について(自衛隊愛知地方協力本部)」という資料。
(この中には「体験学習の一例」として<基本教練><ロープワーク><救急法><部隊訓練見学><装備の紹介><天幕展張>などが載せられ、生徒たちが<モールス信号>、<放水訓練>、<ベッドメイキング>、などをしている写真も紹介されています。)

★「辺野古への海上基地建設・ボーリング調査を許さない実行委員会」
 直接辺野古の現地でボーリング調査阻止のために海上での阻止行動に取り組んできた若者が、自分の経験したことをもとに、怒りを込めて発言してくれました。海上保安庁の職員は、警備会社社員を人間の盾にして抗議行動を妨害してくること、マスコミなどの見えない海上では抗議をする人たちに打撲・骨折・溺死寸前まで暴力を振るっていること、マスコミなどがいるところでは全く態度が変わることを言ました。しかし、そうした事態は沖縄の人々の知るところになり、沖縄知事選を前に、かえって反対運動が盛り上がってきていることなどについて報告してくれました。 

★集会では最後に、緊急に、
 「戦争国家を支える兵士・国民づくりを許さない!学校を軍歌で踏みにじるな!いっさいの軍事教練に反対・拒否を!」という『特別決議』を採択しました。

集会の資料の必要な方は、以下のところにFAXしてください。
 多摩教組FAX 042-574-3093 
「都教委包囲ネットの10・3集会の資料を送ってください。
 〒 送り先住所 」と記してください。

10/3 『「戦争は教室から始まる」を阻止する10・3集会』報告

■10月3日(金)『「戦争は教室から始まる」を阻止する10・3集会』(主催:都教委包囲首都圏ネットワーク)が開かれました。

③シュプレヒコール

第一部は、都教委への要請行動でした。
★15:30から都庁第二庁舎前で、簡単な集会を開き都庁に向けてシュプレヒコールをし、
庁舎10階の要請会場(205号)に向かいました。
会場は20人の会議室でしたが、参加者は約40人。椅子を運び入れて、超満員の部屋の中での要請行動(16:10~)となりました。
 ⑤都教委要請行動-2

★ところが、要請の応対にあたった教育情報課の阿部係長は、「要請団体の名前を事前に知らせなかった。話が違う。」などと言い、なかなか要請行動に入れません。
これに対して、参加者から大きな抗議の声があがり、ようやく16:30頃から要請行動に入りました。

⑦都教委要請行動-4

要請団体は以下のとおりでした。

「都教委包囲首都圏ネットワーク」/「予防訴訟をひきつぐ会」/「被処分者の会」/「再雇用撤回を求める第2次原告団」/「河原井さん・根津さんらの『君が代』解雇をさせない会」/「板橋高校卒業式事件から『表現の自由』を考える会」/「学校と地域をむすぶ板橋の会」/「許すな!『日の丸・君が代』強制 止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊全国ネットワーク(準)」

★要請の中では、とくに、
 ・田中聡史さんへの板橋特別支援学校での「再発防止研修」に対する怒り、
 ・「教育情報課」の存在というシステムに対する怒り、
が表明されました。

前者では、次のような声が参加者から出されました。「要請に行っても校長は会わない。受け取らない。しかも、研修は毎回(4回)同じ内容の話。田中さんは思想・信条で不起立している。なぜ、同じことを何回もやれるのか。一体都教委は何を考えているのか。」
「しかも警察を導入している。」「都教委はこのことを許しているのか。戦前と同じではないか。」「このような研修を繰り返せば思想・信条の侵害である。」等々。

後者では、次のような声が参加者から出されました。
「このようなシステムは、都庁の他の部署でも、他府県にもない。なぜ、都教委だけこのようなシステムがあるのか。その理由は?」「このようなシステムでは生の声が伝わらない。現場での苦しみ、悲しみ、怒りが届かない」「不誠実な対応だ。都教委は『開かれた学校』などと言っているが、都教委自身は門戸を閉ざしている。」

★これに対し阿部係長は、その理由については一切答えず、「広聴はどの部署もある」、「他府県のことは調べるつもりはない」とか、極めて不誠実な態度に終始しました。
しかし、彼は最初の応対のところで、「こんなに多くの人が・・・あんまりだ」などとも述べており、改めて、多数で都教委に押しかけること(大衆行動)の重要性、を確認することができたと思います。
彼らが不当・不正・理不尽なことをやればこうなる、ということを私たちは実力で示す必要があると思います。(世界のどこを見ても、またどの歴史を見ても、大衆行動が歴史を動かしています)
 阿部係長は謙虚さがみじんも感じられず、なにか自分の地位を誤解して、えらぶっているような感じでした。

要請行動が終了したのは17:30頃でした。

⑨要請行動を終えて

その後、都庁の裏側の方にある角筈(つのはず)区民ホールに移り『10・3集会』の「第二部」を開きました。

2014年10月1日水曜日

お知らせ 都教委申し入れ行動と『「戦争は教室から始まる」を阻止する10・3集会』~集団的自衛権行使容認の閣議決定に反対する~

■10月3日(金 都教委包囲ネットの都教委申し入れと集会があります。ふるってご参加ください。

<日時>10月3日(金)15:30~都庁 
        18:30~角筈(つのはず)区民ホール                                      (都庁裏新宿中央公園の近く 地図参照)
<内容>
  (第一部) 都庁第二庁舎前・都庁通り(間違いないでください。都庁の2Fにあたる)
       15:30~     都庁前で集会
       16:00~17:00 都教委への要請行動
                (各自・各団体は要請文・抗議文を用意してください)
                要請行動終了後、角筈ホールへ移動
  (第二部) 新宿区・角筈区民ホール
       18:30集会開会        
         基調報告(情勢と闘いについて)
         学校現場から(闘いの報告)
          被処分者(田中聡史さん他)
          新採一年目で解雇された教員から          
          教組から
          自衛隊防災訓練 について
          千葉の教科書採択問題
    連帯の挨拶
       治安弾圧強化と共謀罪
          自衛隊の今
          辺野古実行委員会
    全国から

< 集会スローガン>
 1、「日の丸・君が代」強制反対 
 2、10・23通達・懲戒処分を撤回せよ
 3、教育委員会制度改悪を許さない
 4、「道徳」の教科化反対
 5、国定教科書化をめざす教科書検定基準改悪反対
 6、「防災訓練」に名を借りた自衛隊との連携を許すな
 7、国家主義的な教育介入反対
 8、民族排外主義教育反対
 9、反戦平和教育を推進しよう

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2014年9月24日水曜日

『週刊 東洋経済』9月20日号の【第1特集】学校が危ない、の紹介


■『週刊 東洋経済』9/20号の特集記事「学校が危ない」について、渡部さんから内容紹介が寄せられましたのでアップします。

◆記事の内容

現在の日本の教育をめぐる危機的状況が多岐にわたって紹介されています。
その全体の構成は次のようなものです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1 先生たちのSOS
 ルポ1 先生が辞めていく
  ルポ2 燃え尽きる先生
  ルポ3 ブラック化する職場
   ルポ4  多忙と疲労の果てに
 小中学校教師・覆面座談会 「教師は“24時間受付可能”!?」
  (図解)忙しい先生の「実像」と「本音」を大公開
  (図解)学力世界上位でも低い先生の満足度
尾木直樹●教育評論家 「北風だけじゃ耐えられない。教師には太陽政策が必要」

2 変容する学力格差
  (図解)2014年度全国学力テスト 都道府県別ランキング
 INTERVIEW│志水宏吉●大阪大学教授「学力は家庭と学校の力の掛け算」
  (図解)都内の学力 こんなに違う!東京都49市区の学力
 とことん考える探究型 これが最強・秋田モデルだ!
  (ルポ)広がる子どもの学力格差と貧困

3 教育改革の光と影
 アベデュケーションは何を目指す?
 INTERVIEW│鳥飼玖美子●立教大学教授 「小学校英語は百害あって一利なし」
  進学塾が教員研修 学力アップにあの手この手
  佐賀県武雄市 全国初の官民一体校「花まる学園校」の衝撃
 INTERVIEW│樋渡啓祐●武雄市長/高濱正伸●「花まる学習会」代表
  橋下教育改革は何をもたらしたのか
 始まった教育のICT利用 普及阻むカネと教師の事情
 INTERVIEW│下村博文●文部科学相 「財務省的発想からの脱却を」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ここでは、以下、とくに大阪の教育に関わるところを一部紹介しておきます。

<ルポ1 先生が辞めていく>から

 「大阪府さん、ありがとう」
 関西地方に住むある現役教師は、最近、大阪の隣接府県の教育関係者が、こんな本気とも冗談ともつかない「感謝の言葉」を口にしていると聞いて驚いた。
 ・・・関西地方では、大阪を忌避して隣接府県に流れる現役教師や学生が増えている。

大阪府が教師の“供給源”になっているというのだ。
 「始業式で担任の先生を発表できない」
 「教師の手当がつかず、2ヶ月間、理科の先生がいない」
 大阪の現状は、店員が逃げ出し店舗閉鎖に追い込まれた牛丼チェーン「すき家」を彷彿とさせる。

 府内の校長や教頭らから成る大阪府公立学校管理職員協議会が今年2月に実施したアンケート調査結果は衝撃的だ。府内1100校の校長らに尋ねたところ、府内の現役教師が仕事を辞め、他府県で新たに教師になるケースが急増しているという。

 2011年度からの3年間で兵庫の15人を筆頭に、奈良、徳島県の各7人など少なくとも39人に上る。
 しかも、他府県に流出するのは若手教師が多い。
 28歳(9人)、27歳(8人)、33歳(7人)と、20代後半から30代前半の若手教師ばかり。
 ・・・大阪府内で勉強時間の取れる非常勤講師を続けながら、大阪府・市の教員採用試験を受験せず、他府県の教師を志望する「教師の卵」も増えている。

 実際、大阪府の教員採用試験の志願者数、受験者数は減少。受験倍率も低迷している。

・・「数字は未公表だが、試験合格後の辞退率が上昇し、議会でも問題になった」(同教育委員会)。
・・・「大阪独特の教育の自由のなさが原因だ。
何か事が起こるとすぐに処分、処分と綱紀粛正が図られる。
本来、教育は自由な発想でやるものなのに、・・・。このままでは現場の教師が疲弊してしまう」
府内の元中学校長は嘆く。

 橋下徹・大阪市長の進める民間人校長の起用策も現場とのあつれきを生んでいる。
「民間人校長を起用するというので、次は校長、と考えていた現場の教頭がかなりやる気をなくした」(元校長)。
しかし、2013人4月に起用された11人中6人の民間人校長がすでに不祥事を起こしている。

 教育委員会内部にも、吹き荒れる嵐をとりあえずやり過ごそうという雰囲気が漂っているという。
「いまは一応、上からの指示に従っておこうという面従腹背の姿勢。
次の選挙でトップが変われば、政策も変わるとおもっている」(元校長)・・・・
 「降格を望みます」
 大阪市では昨年、自らヒラ教員への降格を願い出る教頭が10数人も出た。
今年2月にはついに教頭を追加募集する事態に発展。
「こんな例は過去にない」(同市教委)。
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これを読んだだけでも、
いかに大阪の教育が橋下市長によって破壊されてきたかがわかります。
すでに教育委員会も管理職も「やる気」を失っているのです。

また、後ろの方には
<橋下教育改革は何をもたらしたのか>という記事があります。
そこでは、「公募校長」の不祥事の具体例や、「市町村ごと、学校ごとの競争で学力は上がる」としてテスト結果の公表を求めたが、実際の結果はそうならなかったこと、などが紹介され、次のような言葉も紹介されています。
 「来年の4月、統一地方選で大阪維新の会の勢力は大幅にそがれるはず。それまでの我慢」。
そして、 教育関係者は橋下市長がその座から去る日を指折り数えている。
と述べてあります。

<弱い者いじめのデマゴギー政治家・橋下徹を倒そう!>が
単なるスローガンではなくなりそうです。

ところで、この橋下教育「改革」は、安倍氏の新自由主義的教育「再生」(アベデュケーション)の先取りでもあります。ということは、アベデュケーションの行く末も推して知るべしというところでしょう。

なお、イギリスの新自由主義的サッチャー改革の結果は、「国内の大きな亀裂とイギリスの弱体化」だったようです。

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 『「戦争は教室から始まる」を阻止する10・3集会』
~集団的自衛権行使容認の閣議決定に反対する~

<日時>10月3日(金)15:30~都庁 
               18:30~角筈(つのはず)区民ホール
                   (都庁裏新宿中央公園の近く)
<内容>
  (第一部) 都庁第二庁舎前・都庁通り
       15:30~     都庁前で集会
       16:00~17:00 都教委への要請行動
                (各自・各団体は要請文・抗議文を用意してください)
                要請行動終了後、角筈ホールへ移動
  (第二部) 新宿区・角筈区民ホール
       18:30集会開会        
         基調報告(情勢と闘いについて)
         学校現場から(闘いの報告)
          被処分者(田中聡史さん他)
          新採一年目で解雇された教員から          
          教組から
          自衛隊防災訓練 について
          千葉の教科書採択問題
                  連帯の挨拶
  治安弾圧強化と共謀罪
                   自衛隊の今
                   辺野古実行委員会
                   全国から

< 集会スローガン>
 1、「日の丸・君が代」強制反対 
 2、10・23通達・懲戒処分を撤回せよ
 3、教育委員会制度改悪を許さない
 4、「道徳」の教科化反対
 5、国定教科書化をめざす教科書検定基準改悪反対
 6、「防災訓練」に名を借りた自衛隊との連携を許すな
 7、国家主義的な教育介入反対
 8、民族排外主義教育反対
 9、反戦平和教育を推進しよう

2014年9月17日水曜日

9/11 東京都教育委員会定例会傍聴記 根津さんの報告

9月11日(木)の都教委・定例会の傍聴記が根津さんより寄せられましたのでアップします。

この報告は、レイバーネットにも写真入りで掲載されていますので、続きはそちらをご覧ください。

091102

▲傍聴希望者

◆委員会で問題になったこと。
今回は、都立高校入試採点ミス問題の改善策についてです。
ついぞ聞かれなかった都教委の反省~反省なくして根本的改善はあり得ない

竹花委員や木村委員長が忸怩たる思いだったり、責任を感じているのは当然のことです。
そして、であるならば、十何年か前に現場の反対の声を聴かずに、採点業務の期間を短縮し、生徒を登校させるようにした教職員の過重労働に対する事務局の運営にきっちりメスを入れるべきでした。しかし、この件が議題となった4月24日から8月28日までの3回の定例会において、そうした発言はありませんでした。

全文→ http://www.labornetjp.org/news/2014/0911nezu

2014年9月13日土曜日

9/10 Iさんの再発防止研修への抗議と激励

■9月10日(水)、水道橋の研修センターで今年の入学式で減給10分の1、6ヶ月の不当処分を受けたIIさん(F高校)への都教委による「再発防止研修」が行われました。センター前には都教委への抗議とIIさんを激励しようと70名ほどが集まり、都教委包囲ネットも旗をもってかけつけました。(包囲ネットK報告)

朝の抗議行動
 9時から「被処分者の会」の司会で、集会と都教委への再発防止研修の中止を求める申し入れが弁護士、被処分者や諸団体から行われました。都教委は例のごとく正面玄関に10人を越える職員を配置し,応対した職員は、相変わらず何を問うても「上司に伝えます」の一点張り。

③抗議のシュプレヒコール 

②物々しい警備

怒りのシュプレと激励の拍手の中、IIさんはセンターへ。
ここでいったん解散。でも、これもいつものことですが、研修が終わる11時過ぎまで、何人かが玄関前でIさんの激励を続けます。
 福嶋さんは「私への「授業してたのに処分」=研修を受けずに、本来の業務である授業をしていたら処分されてしまった」ことが取り消されたことを都教委職員なら知らないはずはない」と警備の都職員に真摯に語りかけ、謝罪もせず話し合いにも応じない都教委の不当性をきっぱり批判しました。福嶋さんの発言に対して、ふてぶてしく知らん顔の職員が多い中、新顔の職員がうなだれながら聞いていました。

「研修」を終えて

11時過ぎに再び正面玄関前にみんなで集合して再度の集会。包囲ネットからも「10・3行動」の呼びかけをしました。研修は20分に終了する予定でしたがIさんが出てきたのは40分過ぎ。勤務時間中のため、残念ながらIさんから直接研修報告の発言をうけることはできませんでしたが、都教委は例のごとく何度も同じ質問と「お説教」を繰り返し、最後に「再発防止の誓い」をせまったのでしょう。
 Iさんは、「現在公判中でこたえられない」と突っぱねたようです。
学校でのホームルームへ急ぐIさんを送りだし、集会参加者は、都教委の横暴を許さず、決して被処分者を孤立させることなく共に闘うこと、10月17日の田中さん(板橋特別支援学校)に対する「再発防止研修」時に再度結集することを確認し、約3時間に及ぶ抗議・激励の行動を終えました。(K)

追)Iさんに対する「研修」の内容(被処分者の会・近藤徹亨さんから)
「研修」では
1.服務事故の経過・事実をどう思うか、と繰り返す。→裁判・人事委員会審理で係争中の該当者に都教委の認定した経過・事実を押しつけようとして何度も繰り返す。そもそも経過・事実が係争中であることを理解しているのか。

2.地方公務員法に基づき職務命令に従え、と繰り返す。→そもそも職務命令が違憲違法であると裁判・人事委員会で係争中であることを理解しているのか。

3.「国旗・国歌」の指導は学習指導要領に基づく教員の責務であり、教育課程を適正に実施せよ、と繰り返す。→教員は「日の丸・君が代」を生徒に強制する先兵になれ、ということか。

こんな内容で、教員の最も大事な「責務」である授業をさせずに「研修」を命令しているのです。皆さん、許せますか。

★TSさんの再発防止研修抗議行動と当日の時程★
10月17日(金) 該当者:TSさん(I特別支援学校)
 場所:都教職員研修センター前
 (JR水道橋東口、都営水道橋、都立工芸高校隣)
 時間:9時 集合・行動開始
    9時10分 弁護団申し入れ
    9時20分 該当者(受講者)入場、激励行動
    11時30分頃(予定)研修終了後、該当者激励行動 
呼びかけ:被処分者の会

2014年9月12日金曜日

お知らせ 「戦争は教室から始まる」を阻止する 10・3集会に参加を

10月3日(金)午後、都教委包囲ネットは、都教委に対して、10・23通達の撤回、処分の撤回等の申し入れ行動を行います。そして夜は、強まる教育への攻撃に反対する集会を開きます。
 教育における攻撃は、私たちに「教え子を再び戦場に送るな」のスローガンを今すぐ実践していかなけれならないことをせまっています。どういう闘いをしたらいいか、みなさん一緒に考えましょう。対処しましょう。10・3集会に集まってください。

Image2包囲ビラ

Image2ビラ裏

2014年9月10日水曜日

9/5 東京「君が代」裁判第四次訴訟第2回口頭弁論 報告

東京「君が代」裁判第四次訴訟第2回口頭弁論の報告が原告の渡辺厚子さんから寄せられましたのでアップします。

 9月5日(金)東京「君が代」裁判第四次訴訟第2回口頭弁論(2010~13年処分取消請求 原告14名)が佐々木裁判長のもと527号法廷で11時40分より開かれました。弁護士8名と77名の傍聴者にきていただき、原告1名と弁護士1名の意見陳述を行いました。ご支援ありがとうございました。入れなかった方本当に申しわけありません。がどうか懲りずに傍聴支援をよろしくお願い致します。

◆法廷の報告

現職の高校教員の陳述は感動的でした。
★陳述者は、校長から、「君が代」での起立を約束しない、という理由で高2から高3への持ち上がり担任を、担任団の中で一人だけ外され生徒も大変、自分もとっても悲しくくやしい思いをしたこと(「君が代」のときに起立する,と管理職に約束しないと担任を外されている。長い人は10年に及ぶ)
 すべてのことを校長が決めるようになり、実にずさんな教育計画になっていること、例えば修学旅行の目的地が鶴のひと声で,沖縄からシンガポールにかえられ、経済的な理由と航空機事故などのために、参加希望者が減るととたんにマレーシアにかえられるといった有様。
 教員が、一体教育目的は何だ,と聞くと,校長曰く「パスポートをもつ練習だ」と。
こんな風に,子どもはおきざりにされ、10,23通達以来教育の劣化,教員の不在がはなはだしいと訴えました。

★教科書の変更問題、自衛隊宿泊訓練がどうして可能か、ということがこの日常の姿から
はっきりみてとれると思います。
学校の中で、これまでも阻害されてきた(教員も加害者)子どもや親の決定権を勝ち取ること、教員の決定権を回復することといった当事者にとっての教育の自由を勝ち取る闘いが増々重要です。
日の丸君が代裁判がそうしたことの力になるようにこれからも努力をしていきます。

★この日はもう一人代理人の松平弁護士の陳述もありました。

◆裁判の終了後、報告会がいもたれました。

②報告集会の始まり

⑪質疑応答・開場は弁護士会館

▼次回期日は11月21日16時です。

2014年8月30日土曜日

8/28 東京都教育委員会・定例会傍聴報告

■8月28日(木)東京都教育委員会・定例会が開かれました。「根津公子の都教委傍聴記」を掲載します。

レイバーネットに写真とともに報告されていますので、詳しくは、そちらをご覧ください。。
http://www.labornetjp.org/news/2014/0828nezu

実教出版日本史の採択が今年もゼロに。一昨年からの経緯が明らかにされています。

▼傍聴のために並ぶ
0828-04傍聴のために並ぶ

議案は、①来年度使用都立高校用教科書の採択について ②東京都幼保連携型認定こども園の学級の編成、職員、設備及び運営の基準に関する条例の制定に関する意見について。報告事項は、③都立高校入学者選抜学力検査の採点の誤りに係る答案の点検結果について ④都立高校入試調査・改善委員会報告書についてでした。

①について。東京新聞の今日(28日)の夕刊トップは、「実教『日本史』来年度も都立高ゼロ」「教育内容へ介入懸念」「都教委方針 学校側従う」「自主規制拡大の恐れ」の見出しで、非常に的確にかつ分かりやすく①について報じています。

都教委の介入により、国旗掲揚・国歌斉唱をめぐり「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」と記述した実教出版「高校日本史A」「高校日本史B」を選定した学校は昨年に続き今年も0校。したがって、採択もゼロ。提案する都教委事務方も、教科書採択をする教育委員の面々も、この「0」に自信を持つかのように定例会では意見は述べず、形の上では全教科、各学校の選定を尊重し、「適正かつ公正に」教科書を採択したということになりました。

以下略。レイバーネットへ

2014年8月29日金曜日

8/27 田中聡史さん(都立板橋特別支援学校教員)の再発防止研修への抗議行動の報告

■8月27日(水)、田中聡史さん(都立板橋特別支援学校教員)に対し「君が代」
不起立再発防止研修が行われました。

▼門Iには鍵がかけられて、誰も入れない。

0827-04

 朝の教職員出勤時に、支援者はチラシ撒きを行いました。その後、10時過ぎに、弁護士とともに、校長に対して「再発防止研修を中止してください」という要請文を手渡しに出向いたところ、学校側は門に錠をかけて一切の訪問者を入れませんでした。前回、前々回は警察を呼んだのですが、警察を呼ぶことへの各方面からの批判・抗議があってか、今回は門を閉めてしまったということです。申し入れを恐れるという実に情けない、「学校」とはほど遠い状況です。

午後2時~3時まで。再発防止研修が行われる時間に、門外で 「服務事故再発防止研修」抗議・監視行動を行いました。

根津さんの報告と写真、動画はレイバーネットに掲載されています。http://www.labornetjp.org/news/2014/0827nezu

2014年8月27日水曜日

8/19~20大阪で全国ネットワークの合宿開催

■8月19、20日に『許すな!「日の丸・君が代」強制止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊 全国ネットワーク(仮称・準備会) 第4回全国会議(大阪合宿)』が行われました。その報告が、千葉高教組「日の丸・君が代」対策委員会のホームページ(「ひのきみ通信」189号、8月25日)に掲載されています。千葉から出席したみつはしさんの執筆です。転載させて載させていただきます。http://homepage3.nifty.com/hinokimi

◆許すな!「日の丸・君が代」強制 止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊
全国ネットワーク(仮称・準備会) 第4回全国会議(大阪合宿)
                       報告  みつはし ひさお(船橋啓明高校分会)

8月19~20日、大阪市「エルおおさか」において、標記会議が開催されました。まだ未定、あるいは継続協議の部分も多いので、簡単に概要を報告します。

★ まず、参加者自己紹介のあと、愛知の小野さんから基調提案が行なわれ、これまでの到達点と今回会議の課題が提示されました。その中で、「新たな戦前」「新たなファシズム」というべき時代にあって、わたしたちの新しい運動が果たすべき歴史的意義について、提案がありました。                     
★つづいて東京の永井さんから、自衛隊の教育への介入について、報告がありました。高校3年生(一部には中学3年生へも)への自衛隊勧誘の手紙送付、小中学校の「職場体験」・高校の「防災訓練」の自衛隊での実施など、全国各地の生々しい事例が報告されました。なかでも、殺人を目的とした競技である「銃剣道」が教育現場への侵入を目論まれている事例として、都立光が丘高校と北豊島工業高校の国体参加問題が取りあげられました。

★東京の青木さんからは、「新たな都立高校改革推進計画」および第3次教育ビジョン体制(2013.4~)についての報告がありました。つづいて、安倍「教育再生」に反対する闘いの中間総括と今後の展望について提案がありました。そのなかで、安倍「教育再生実行本部」体制の下で教育の国家統制が強力に推進されている現状が指摘されました。                                                          
★つぎに、「日の丸・君が代」をめぐる全国各地の状況が報告されました。
・東京からは、田中さんに対する不当な「服務事故再発防止研修」についての報告などがありました。
・大阪からは、井前さんに対する不当な「戒告」処分に対する闘争の報告などがありました。
・福岡からは、不起立の動きに加えて、九電に対する脱原発の運動も報告されました。
・千葉からは、「実教」日本史採択妨害問題などが報告されました(これについては、別項目で掲載します)。
・神奈川からは、個人情報保護条例を活かす運動に関連して、国連人権規約委員会の動きを活用する運動が報告されました。
  引き続いて、19日から20日にかけて、運動に関する活発な討論が展開されましたが、現段階でまとめることはできませんので、割愛させいてただきます。

★最後に小野さんが、現時点で確認できることがらをいくつかまとめました。おもなものは、つぎのとおりです。
  ◎リーフレットを作成する。
  ◎ウェブ・サイトを立ち上げる。
  ◎研究者のネットワークを立ち上げる。
  ◎現在の連絡先を、世話人とする。
  ◎年度内正式結成を目指して、次回会議を開催する。

  次期通常国会に向けて、安倍政権は教育の国家統制のみならず、集団的自衛権容認法制、共謀罪など、憲法無視・民主主義破壊の政策実効化を狙っています。わたしたちは、連帯を強めつつ、安倍ファッショ政権の打倒に向けて、がんばりましょう。

お知らせ 9/27集会にご参加ください。

9月27日(土)「『日の丸・君が代』問題を語る王子教会の集い」              が下記の要領で開かれます。

みなさん 是非ご参加ください。

Image7渡辺王子教会

2014年8月24日日曜日

集会のお知らせ 9/22総決起集会 共謀罪・テロ新法の臨時国会上程阻止!

■安倍政権の凶暴化はとどまるところを知らない状態です。共謀罪・テロ新法阻止を都教委包囲・首都圏ネットもともに闘います。共闘を広げていきます。みなさん!ご参集ください。

Image3共謀

Image5共謀裏

8/18 東京「再雇用拒否」第3次訴訟 報告

■8月18日(月)、東京「再雇用拒否」第3次訴訟が行われました。この裁判について、『原告団ニュース』 が原告の一人の渡辺厚子さんから届きました。ニュースに裁判の内容が載っていますので、アップします。

◆第3回口頭弁論 「東京『再雇用拒否』第3次訴訟原告団ニュース」 第4号(8.20)転載

 8月18日の暑い中にもかかわらず、55人の方が傍聴に駆けつけてくださいました。感謝です。
第3回口頭弁論のこの日は、第2準備書面を提出しており、代理人の弁護士からこれらを要約した意見陳述が行われました。

1.原告ら準備書面(2)は、原告らが非常勤教員採用に対して合理的期待を有することを論じたうえで、本件採用拒否自体が思想良心、信仰に基づく不利益取扱いであることから憲法19条、同法20条に違反すること、本件採用拒否が裁量権の逸脱・濫用であり違法であることを主張するものです。

2.非常勤教員制度は、再雇用制度が原則廃止されたのと同時に施行されました。非常勤教員制度は、定年退職等に際しての教職員の生活保障を趣旨とする再雇用制度を引き継ぐものであり、その採用率は、例えば平成24年度が98.1%と極めて高いものであって、採用選考にあたっては特に試験は設けられていません。原告ら非常勤教員採用選考申込者が、定年後も非常勤教員として採用されると期待することは合理的であるといえます。

3.また、国歌起立斉唱命令についての、平成23年6月6日最高裁第一小法廷判決は、あくまで「職務命令の憲法19条違反」という上告理由に対する判断であることに留意する必要があります。この判決は、起立斉唱命令違反を理由として不合格としたことが、思想良心、信仰の自由を理由とする不利益取扱であるかどうかを判断したものではありません。また、同判決は、起立斉唱命令が間接的であっても思想良心の自由を制約するものであることを認めたとものであると言えます。本件においては、この最高裁判決を前提として、本件採用拒否が、思想良心を理由とする不利益取扱かどうかの判断が改めて問われなければなりません。

4.そして、原告らは、前回の平成26年5月9日付求釈明申立書において、非常勤教員合格者のうち、過去に懲戒処分を受けた者の懲戒処分の種類等について釈明を求めましたが、被告は一切明らかにしません。非常勤教員合格者が過去に受けた懲戒処分の理由としては、体罰等が考えられます。体罰は言うまでも無く生徒の人権を侵害するものであり、極めて信用を失墜させる行為であることは明らかですが、都教委は、体罰という人権侵害行為を行い、懲戒処分を受けた者について「重大な非違行為に該当せず、在職時の勤務成績が良好である」として、非常勤教員として採用している可能性があります。都教委が、原告らの不起立行為のみに着目し、採用拒否したことは、原告らと他の非常勤採用希望者との間で、また、原告らと他の懲戒処分を受けた者との間で、差別的取扱いをするものであって、平等原則に反し違法です。また、原告らが職務命令違反とされた行為は、卒業式における国家斉唱時に国旗に向かって起立をしなかったという消極的なものです。そして、本件採用拒否は、原告らからその職を奪うものであり実質的には免職と同様のものであるといえます。都教委が不起立行為を本件採用拒否の判断に結びつけたことは、いわば針小棒大なものであって、比例原則違反の違法なものであります。

▼次回・第4回口頭弁論 11月13日(木)15時より 地裁527号法廷

2014年8月20日水曜日

8/18 東京「再雇用拒否」第3次訴訟第3回口頭弁論報告

8月18日(月)、再雇用拒否」第3次訴訟第3回口頭弁論が開かれました。その報告が近藤さんから寄せられましたのでアップします。

◆求釈明要求に回答を拒否する都教委を徹底糾弾
 ―東京「再雇用拒否」第3次訴訟第3回口頭弁論報告

★8月18日、東京地裁で東京「再雇用拒否」第3次訴訟第3回口頭弁論(東京地裁民事19部。原告3名。2011年再雇用拒否の損害賠償請求。)が行われました。42名の傍聴定員に対して55名が詰めかけ、先着順のため法廷に入れなかった13名の人には申し訳なく思っています。

★しかし多くの人がこの問題に関心を持っていることを示すことは、原告らを励ますだけでなく、法廷での闘いとして裁判所に私たちの訴えに真摯に耳を傾けるよう迫るものです。今回法廷に入れなかった人もこれに懲りず、次回も傍聴に来て欲しいと思います。

★さて、昨日の弁論では、弁護団西山弁護士が、準備書面を短く要約し、争点として本件採用拒否が、①原告らの思想良心をする差別であること、②東京都の裁量権の逸脱濫用であること、と述べ、都教委のを厳しく指弾しました。

「君が代」斉唱時の不起立などで職務命令違反として処分されたことを唯一の理由とする再雇用などの70名を超える数の採用拒否が、退職後の収入の道を断ち経済的打撃を加えることにより、抵抗する教員を「排除・圧殺」することを狙ったものであることは明白です。民主主義社会ではあり得ない暴挙です。

★都側は、原告らの採用拒否に関する情報の開示、採用基準の公開を求める「求釈明申立」に対して、一切の回答を拒否しました。証拠に基づいてそれぞれの主張の正当性を争うべき裁判で、本件採用拒否に係わるこれらの回答を拒否するとは言語道断です。都教委は、回答すると採用拒否がいかに理不尽かが明らかになり、自らの主張に不利になることを認めていると言わざるを得ません。

★原告・弁護団は、都側の主張が「自己破産」していることを明らかにして、正々堂々と主張を展開していくでしょう。これをみんなで支えていきましょう。

次回法廷、11月13日(木)、15時開廷(14時30分集合!)、東京地裁527号法廷

◆粘り強く闘われる処分取消訴訟―東京「君が代」裁判
 ~最高裁判決からの前進を目指して

★「日の丸・君が代」を強制する都教委の10・23通達(2003年)によって延べ463人の教職員が処分され、被処分者の多くは11年に及ぶ裁判を闘っています。東京「君が代」裁判原告団は、三次訴訟(07~09年処分取消請求)原告50名、四次訴訟(10~13年処分取消請求)14名、再処分・都人事委員会審理請求人7名、14年卒入学式処分・都人事委員会審理請求人2名、再雇用拒否撤回第二次訴訟原告23名、再雇用拒否撤回第三次訴訟原告3名の計99名(延べ人数)で構成されています。

★2012年1月及び2013年9月の最高裁判決は、校長の職務命令について、不当にも、憲法の思想・良心の自由の「間接的制約」にあたるが、「違憲とは言えない」としたものの、東京都の「裁量権の逸脱・濫用」を認定して、減給・停職処分計32件・25名を取り消し、機械的な累積・加重処分に一定の歯止めをかけました。

ところが、都教委は、「違法」な処分を「謝罪」するどころか、昨年12月、二次訴訟の最高裁判決で減給処分を取り消された現職の都立高校教員7名に新たに戒告処分を発令(再処分を発令)するという前代未聞の暴挙を強行しました。

★また、今年の卒業式・入学式でも不起立等を理由とする処分を出し続け、あろうことか最高裁で違法とされた減給処分まで出しています。更に「再発防止研修」を質量共に強化して、被処分者に対する精神的・物理的圧迫による「イジメ」で抵抗を根絶やしにしようとしています。

私たちは、決して負けるわけにはいきません。一連の最高裁判決からの前進(違憲判断と戒告を含む全ての処分の取り消し)を勝ち取るため、粘り強く闘いを継続しています。

▼東京「君が代」裁判三次訴訟(東京地裁民事11部)は、7月18日(金)に結審
来年の1月16日(金)判決。13時10分(傍聴整理券交付〆切 12時50分予定)、103号法廷(大法廷)

私たちの闘いは、解釈で憲法を壊し、「戦争する国」にするため、教育を国家支配の道具にしようとする安倍政権の教育政策を先取りする都教委に対する反撃の闘いでもあります。

以下の裁判の傍聴支援をお願いします!

▼東京「君が代」裁判第四次訴訟第2回口頭弁論
(東京地裁民事11部。2010~13年処分取消請求、原告14名)
 9月5日(金)
  11時10分 傍聴希望者集合(裁判所前で案内あり)
  11時40分 開廷  
  東京地裁527号(定員42名)
  報告集会:弁護士会館508号ABC

2014年8月3日日曜日

7/18 東京「君が代」裁判三次訴訟結審

7月18日(金)東京「君が代」裁判三次訴訟結審しました。近藤徹さんからの報告です。

◆配信から8年―配信を継続し粘り強く闘います!
★2006年7月24日に「処分撤回を求めて」の配信を開始して、ほぼ8年が経ちました。「継続は力なり」と東京の教育と「日の丸・君が代」裁判の状況等をお知らせしてきました。長年のご愛読に感謝します。厳しい情勢の中、希望を失わず、最高裁判決からの前進を目指して粘り強く闘いを継続し、不当処分撤回の日まで配信を続けます。今後ともよろしくお願いします。

★配信開始直後に発足した第1次安倍内閣(06年9月~07年8月)は、「戦後レジームからの脱却」を唱え、次々と悪法を強行、成立させました。教育基本法の改悪(06年12月)、防衛庁の防衛省への昇格法(06年12月)、改憲手続き法(国民投票法)(07年5月)、教育関連四法(07年6月)などです。

★昨年末から今年、第2次安倍政権は、秘密保護法(昨年12月)、教育委員会制度改悪(本年6月)、大学自治破壊法(同6月)解釈改憲による集団的自衛権の行使容認の閣議決定(今年7月)、などを次々と強行しました。「戦争する国」つくりの一環として民主的教育制度の破壊を一体的にすすめています。
 これは決して偶然ではありません。安倍晋三首相の「戦後レジームからの脱却」の本質は、かつての侵略戦争・教育勅語体制を美化し、戦後の憲法・教育基本法体制体制を破壊することを意味することは今や明白です。

★戦前の侵略戦争のシンボルである「日の丸・君が代」の強制は、「戦争する国」つくりの「道具」に他なりません。あの戦争の惨禍を繰り返さないためにも「日の丸・君が代」強制に反対し、不当処分撤回を求める私たちの闘いは、譲ることができない闘いです。

◆東京「君が代」裁判三次訴訟結審―判決日は来春1月16日
①梅雨明けはまだ

★2010年3月に提訴してから4年4ヶ月。裁判官の異動により、弁論期日が延期されていた東京「君が代」裁判第三次訴訟(東京地裁民事11部)が、7月18日に結審しました。

★98名定員の大法廷には、111名の原告・支援者らが駆け付け、満席の中で(入れなかった人は申し訳ありません)、更新弁論と最終弁論が行われ、判決期日は、「2015年1月16日(金)13時10分(12時50分(予定)傍聴整理券交付〆切 地裁103号法廷・大法廷)」に指定されました。
 1月16日は、奇しくも、減給・停職処分を取り消したものの、職務命令が「違憲とは言えない」として戒告処分容認した2012年1月16日の最高裁判決から丁度3年の日です。私たちは、新たなステージで、違憲判断と戒告を含むすべての処分の取り消しを勝ち取るため、頑張りますので一層のご支援をお願いします。

<更新弁論> 裁判官の交代により行われる弁論

●18日の意見陳述の内容(ほんの一部)

【W弁護士】 
 ・巻美矢紀千葉大学教授(憲法学)の証言の要約 「10・23通達の真の目的は刷り込み式愛国心教育にある」
 ・原告Iさん(当時都立高校音楽科教員)の証言の要約 「ピアノ伴奏は外部的行為」との論は全くの暴論であり、「心と音楽は切り離せない」

【U弁護士】 
 ・原告Kさん(都立養護学校・現特別支援学校教員)の証言の要約 障がいを持つ生徒に配慮したフロア式の卒業式が画一的に壇上での式に変えられたことなど。
 ・原告Yさん(クリスチャン 都立高校教員)の証言の要約 「日の丸・君が代」強制は現代の「踏み絵」であることなど。

【原告Oさん】 懲戒処分を振りかざして「日の丸・君が代」を強制することは、社会の一員としての主権者を育てるという教育の目的に反する。最高裁判決を見直し、戒告を含む全ての処分を取り消し都教委の暴走に歯止めをかける判決を。

<最終弁論> 結審の法廷での弁論
【K弁護士、M弁護士】 最終準備書面の要約。①思想・良心・信教の自由の侵害、②違憲審査基準、③国家シンボルの強制自体が意見、④教師の専門職上の自由の侵害、⑤10・23通達の真の目的、について述べた。

【原告Nさん】 東京「君が代」裁判二次訴訟で減給処分が取り消されたが、都教委は謝罪もせずに、再処分(戒告処分)を発令した。現在の戒告処分は当時の減給処分よりも経済的利益が大きい。戒告を含むすべての処分の取り消しを。

【原告Yさん】10・23通達以後、都立高校の教育が大きく変わったことを具体例(宿泊防災訓練、都教委によ学校の教科書選定への介入、都立高校の生活指導統一基準)をあげて陳述した。

◆裁判終了後、総括集会

⑧報告集会はハロー会議室虎ノ門にて

⑭北村小夜さん

◆下記の裁判の傍聴支援をお願いします。

★東京「再雇用拒否」第3次訴訟
(東京地裁民事19部。原告3名。2011年再雇用拒否の損害賠償請求。)
 8月18日(月)第3回口頭弁論
  13時 傍聴希望者集合(抽選なし・先着順 裁判所前で案内あり)
  13時30分 開廷 東京地裁527号(定員42名)

★東京「君が代」裁判第四次訴訟
(東京地裁民事11部。2010~13年処分取消請求、原告14名)
 9月5日(金)第2回口頭弁論
  11時10分 傍聴希望者集合(裁判所前で案内あり)
  11時40分 開廷  東京地裁527号(定員42名)
  終了後報告集会 場所は追って連絡

7/28 田中さんの再発防止研修抗議の支援にまたまた警察権力

▼渡部さんの報告

7月28日(月)、田中聡史さんへの訪問再発防止研修への抗議行動が板橋特別支援学校で行われました。 前回の抗議行動参加者は8人でしたが、今回は14人でした。前回の警察は23人でしたが、今回は18人でした。
さらに今回は、「あっていいいのこんなこと」のボードが登場。またHさんが「憲法16条・請願権」と「請願法第5条」を大きく書いたものを示し、ジョニーHさんはギター爪弾きで副校長・主幹や警察に繰り返し語りかけるなど、多彩な抗議行動になりました。                                                                                                          ▼佐々木有美の報告

…校長は前回6月10日に引き続き再度警察官18人を導入し、研修中止の要請に訪れた市民14人を校外に追放追い出しました。問答無用の学校側の態度は、戦前の軍隊・官憲を想起させます。ファシズムが喉下に迫る状況、抵抗をやめればすべて暗黒です。

今回は、ジョニーHさんがギター片手に学校と警察に痛烈なアピール、警官が思わず聞き入る一幕もありました。

▼根津さんの報告

警察権力に守られて「服務事故再発防止研修」を強行

報告 http://www.labornetjp.org/news/2014/0728tanaka

動画 http://www.youtube.com/watch?v=Mx7CPmeqU48&feature=youtu.be

0728-52

2014年7月28日月曜日

7/24 根津さんの都教委定例会傍聴記

「根津公子の都教委傍聴記」を更新しました。ご覧ください。

0724-0,根津阿部

根津公子の都教委傍聴記(7/24)~茶番でしかない、教育委員による教科書採択

レイバーネット

http://www.labornetjp.org/news/2014/0724nezu

2014年7月17日木曜日

至急のお知らせ 7/19 都教委包囲ネット主催の学習集会

お知らせです。学習集会を開きます。

「戦争は教室から始まる。この流れを阻止するために」

★日時:7月19日(土) 13時開場 13時30分開始 
★場所: 東京しごとセンター5階セミナー室
  JR/地下鉄 飯田橋駅下車 徒歩8分 エドモンドホテル隣

★内容 <教室から始まる戦争>

 全体の情勢  集団的自衛権行使容認の閣議決定という情勢                            憲法審査会での論議   18歳投票年齢と政治教育・公務員の政治活動
 教育の国家主義化の動向 

 現場の闘い 

2014年7月14日月曜日

7/11 「君が代」不起立で処分された教職員へ再発防止研修  激励と抗議闘争

■7月11日(金)再発防止研修が行われました。近藤徹さんからの報告と蒲生さんからの写真を添付します。

③抗議の申し入れ

⑤支援のシュプレヒコール

★7月11日、都教職員研修センターで、被処分者に「転向」を強要する再発防止研修=イジメ研修が行われました。台風の影響で時折雨がする中、該当者を支援すべく早朝から32名の人が駆け付けてくれました。研修を終えて出てきた該当者のSTさんが、「『日の丸・君が代』強制、再発防止研修は戦争への道であると痛感した」と語っていたのが印象的でした。この日の研修はSTさんひとりでした。

⑦研修についての報告2

★東京の学校で「日の丸・君が代」を強制する都教委の10・23通達(2003年)から10年。463名者教職員が処分されてきましたが、「戦争をする国を許さない!」「子どもたちを戦場に送るな!」との私たちの原点とも言える思い持ち、闘い続ける意義を再認識しています。

◆東京「君が代」裁判三次訴訟結審―傍聴支援の傍聴をお願いします。

●東京「君が代」裁判三次訴訟(東京地裁民事11部)は、2010年3月に提訴(07~09年処分取消請求 原告50名)して4年4ヶ月経ちました。2月7日に結審の予定が、裁判官の異動のため延期となり、7月18日に新裁判体(佐々木宗啓裁判長)の下で更新弁論、最終弁論(結審)をを迎えます。

103号法廷(大法廷 定員96名)を満杯にする多数の傍聴支援をお願いします。

★東京「君が代」裁判三次訴訟・結審(東京地裁)
 7月18日(金)
  14時40分(予定)傍聴整理券交付〆切
  15時 開廷
  東京地裁103号(大法廷 定員96名)
  内容:更新弁論(30分):意見陳述 原告岡山 弁護団2名
     最終弁論(30分):意見陳述 原告吉野、中山 弁護団2名
  報告集会:ハロー貸し会議室虎の門3F(案内あり)

*当日は混み合いますので早めにお出でください。
(裁判所前の被処分者の会のノボリ旗が目印)

●下記の裁判の傍聴支援もお願いします。

★東京「再雇用拒否」第3次訴訟
(東京地裁民事19部。原告3名。2011年再雇用拒否の損害賠償請求。)
 8月18日(月)第3回口頭弁論
  13時 傍聴希望者集合(抽選なし・先着順 裁判所前で案内あり)
  13時30分 開廷 東京地裁527号(定員42名)

★東京「君が代」裁判第四次訴訟
(東京地裁民事11部。2010~13年処分取消請求、原告14名)
 9月5日(金)第2回口頭弁論
  11時10分 傍聴希望者集合(裁判所前で案内あり)
  11時40分 開廷  東京地裁527号(定員42名)
  終了後報告集会 場所は追って連絡

2014年7月13日日曜日

7/10 警察署、高島特別支援学校、都教委への抗議行動

6月10日、板橋特別支援学校ではこの春「君が代」不起立をした田中聡史さんに対し、都教委の再発防止研修が行われました。この際、研修を実施しないようにと校長に申し入れの面会を求めた市民8人に対し、学校は23人の警官を導入し、学校外に排除しました。
排除された「君が代」解雇をさせない会のメンバーは、7月10日、警察、学校、都教委に対して、今回の事態に対して抗議の申し入れを行いました。警察の対応は驚くべきものでした。 (佐々木有美)

◆根津公子さんの報告がレイバーネットに掲載されています。
  http://www.labornetjp.org/news/2014/0710nezu

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