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2013年8月8日木曜日

8/5 田中聡史さんに対する学校での再発防止研修の抗議行動

■8月5日(月)、田中さん(板橋特別支援学校教員)への再発防止研修が、勤務校で行われました。これに対し、都教委に抗議と田中さん支援のために、早朝チラシ撒きを学校前で行いました。

◆チラシについて
 チラシは<河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会>が、都教委と学校長に宛てて送った「田中聡史教諭に対する再発防止研修をただちに中止せよ」の紹介。

★「田中さんの件です」と声をかけチラシを出すと、職員のチラシの受け取りはかなり良く、田中さんの問題が職場全体の問題になっていることがわかりました。
 また、本日プール指導があり、保護者の方も見えましたが、保護者の方の多くも田中さんのことを知っており、受け取りを拒否するような保護者はほとんどおりませんでした。

★チラシ撒き終了(8時30分頃)後、3人で校長に面会に行きました。
 すると、主幹が「アポを取っていないのなら校舎に入らないで下さい」と言ってきました。しかし、そんなことを言われる筋合いはないので、3人は受付に行きました。
そして受付と話している間、副校長が私たちに対して、「警察を呼びます」と言って、警察に電話をし始めました(8時45分頃)。
 「再発防止研修に反対するためチラシを撒き、アポを取っていないのに不法侵入してきている者たちがいますので、すぐ来てください。正門のところで待っています」と。
 そして、副校長は警察を迎えに(?)、正門に向かいました。

★私たちは構わず受付で校長への取次ぎを依頼、返事が来るまで待っていました。やがて、「校長は会えないと言っています」という返事だったので、チラシを届けてもらうようお願いし正門の方へ向い、そこにいた副校長に「警察はまだ来ないんですね」と言いました。
 私たちはしばらく正門のところにいて、再発防止研修講師の都教委が来るのを待っていました。また、警察も来るのだろうと思っていました。しかし、警察はついに来ませんでした。

★やがて9時30分頃、都教委の2人(男性)がやってきたので、私たちが、「いじめの再発防止研修はやめろ」「再発防止研修は憲法違反だ」と正門のところから抗議すると
彼らは無言で玄関に入って行きました。
 そこで、研修が行われる予定の校長室(正門に近い)に向かって私たちは同じような抗議の声を上げました。
 まもなく3人目の都教委(女性)も入り、10時から再発防止研修が始まりました。

★その時間に合わせて、そこにいた私たち(4人+1人)は、「再発防止研修はやめろ!」「日の丸・君が代の強制はやめろ!」と大声で、校舎に向かってシュプレヒコールを始めました。
 すると、玄関の2階にある職員室のカーテンが少し開けられ私たちの様子を見ているようでした。携帯で写真を撮っているようにも見えました。
 私たちの声は田中さんにしっかり聞こえたそうです。
 研修は1時間だったのですが、私たちは約10~15分ごとに同じようなシュプレヒコールを数回繰り返しました。その度に職員室のカーテンが少し開けられました。

★研修終了(11時)後、私たちは都教委の3人が出てくるのを待ちました。やがて出てきたので、私たちは彼らに近づいていき、「いじめ研修はやめろ」「本人は憲法に基づいて職務を行っていると言っている。あなたたちのやっていることは思想転向を迫るものだ。」「あなたたちのやっているっことは憲法違反だ」「あなたたちは戦前と同じようなことをやっている」などなどと、追及しました。
 彼らは無言で逃げるように駅に向かいましたが、私たちは彼らについていき駅まで何度何度も話しかけました。しかし彼らは何も答えず、逃げるように改札口に入って行きました。

★田中さんの話では、研修の内容は昨年と同じようなものだったということです。
 次回(8月30日)の学校での研修の際には、もっと多くの参加者で抗議、支援行動を行いましょう。また、副校長が出てきたら、警察への対応を糾しましょう。