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2013年8月18日日曜日

8/16 今年の入学式での処分 再発防止研修

■8月16日(金)午前中、都教職員研修センターで、入学式「君が代」不起立で二回目の処分をされた都立O高校・Kさんの「再発防止研修」がありました。

①シュプレヒコール

◆研修への抗議と該当者の支援
★朝9時からの研修抗議・該当者支援行動には、連日の暑さにもかかわらず約50名が結集しました。
 研修前の集会でも、被処分者の会の代表の星野さん、事務局長の近藤徹さんから、8月15日の安倍首相の式辞の危険性など、日本社会が急速に戦前のような社会、戦争に向かう社会に進みつつあることが述べられました。

★研修後、Kさんは支援者たちに次のように述べました。
「心細かったが、みなさんのおかげで励まされた。かつて言論の圧迫から戦争になった。現在向かっているのはそれだ。しかし、今回自分は信念を貫けた。本当に良かった。

 研修では何度も『説得』され悩んだ。闘いを続けるのは辛い。しかし、諦めず粘り強くやらなければならない。
『思想変更をせまられ苦痛を感じている』と書いたら、『そんなことはしない』と言う。チェック項目を繰り返しチェックされ、それでもこちらが折れないと、都教委の役人は、『プリントは目で理解したと思っている』などと言った。滑稽だと思った。」

★また、研修の「先生」は次のようなことも言っていたそうです。
「精神的苦痛を感じるということは、あなたの考えを変えてもらわなければならない。」

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一方で「そんなことはしない」と言いながら、他方で「考え方を変えてもらわなければならない」と言う。つまり、研修は他でもなく思想転向を迫っているということです。
今回、そのことを都教委の役人は漏らしたのです。憲法違反以外の何物でもありません。