■田中聡さんが減給処分されたことに対して、4月1日(月)、<都教委包囲・首都圏ネットワーク>では、田中さんの勤務校に行き、校長(村野一臣氏から真下智氏に代る)に「質問と要請」をしました。(参加者6名)
◆質問と要請について
事務室受付(東京では「経営企画室受付」となっている)に行き、校長に会いたいと言うと、「経営企画室長」が出てきて校長室に伺いに言ったが、「本日は多忙なので会えない」と言う。そこで「副校長でもいい」と言うと、それもダメだと言う。
それではということで、受付の前で室長に『教職員ならびに生徒・保護者の思想・人権を守るための要請』という文書を渡し、その趣旨を告げ、「質問項目もありますから、必ず回答を下さい。また伺います」と述べ帰ってきた。
その『要請』には、
①田中さんへの処分ならびに再発防止研修に関してどう考えるか。
②前校長(村野)の「分限処分がありうる」という発言についてどう考えるか。
③校長としての責任についてどう考え、どうするつもりか。
④田中さんへの思想弾圧・処分にともに反対を。
が述べてあります。
④の最後は次のように結ばれています。
「不起立を貫く田中さんは、同時に民主主義と人権を守ろうとする 私たち自身であり、田中さんへのすべての弾圧・処分は田中さんへの弾圧であると同時に私たちや、民衆主義社会総体への挑戦・弾圧であることをしっかり自覚し、ぜひ、田中聡史さんをこれ以上不利に追い込むような行為はしないでください。入学式にむけて、ともに都教委の不当な攻撃から守る立場に立って下さい。」