■3月21日(金)、今日はあきる野学園小中学部の卒業式。中学部を卒業する生徒は1年生のときに根津さんが(も)担任した生徒たち。前夜は生徒たちの写真を見て、思い出にふけったという。根津さんの報告。
◆7時20分に校門前に行った。チラシ撒き。 ★7時あ32分、副校長2人が連れ立ってやってきて、「ビラの配布は止めてください。敷地に入ることは止めてください」と通告。私はいつもの通り、無対応で応じた。その後、副校長2人は「国歌斉唱」時だけは不起立者のチェックに会場に行ったが、それ以外は今日も玄関の中で、私(?)を監視し、出動態勢をとっていた。 昨日都教委が5人も来たのは、19日に板橋特別支援学校に支援者が大挙したからだという。
今日は遅くに行ったので、都教委の人間が来ているかは不明だった。 福生警察からも2名が動員されていた。
★同僚だったAさんは温かい飲み物を差し入れてくれた。Bさんは「田中さんからのお祝いのことばを子どもたちに伝えるよ」と言いに来てくれた。Cさんは、「根津さんのこと(式への出席)、何もできなくて、ごめんなさい。」と。 担任した生徒の保護者には、訳を話してチラシを手渡した。「そんなひどいことをするんですか」と。
★今日も長いこと、門の前に座り、卒業式と教室に戻ってのお別れの会を終え、校門に出てくる卒業生親子を待った。 1時半、校門前に出てきた親子にお祝いのことばをかけ、思い出話をした。
生徒も保護者も私が来たことを喜んでくれた。
「一緒に写真に入って」と保護者から言われ、「私は校長から敷地に入るな。入ったら警察を呼ぶ、と言われているので」と一旦は辞退したのだけれど、間髪入れず、「そんなこといいよ」と誰かが言うのにつられて、写真に収まった。 私も何枚もの写真を撮った。
しばらくの時間そこで「お祝い」をし、入学式にもお祝いに来ることを約束して、別れた。
★この様子を副校長や校長は見ていたのであろうか。
「君が代」不起立者を排除することに血道を上げるよりも、排除しないことの方
が、賢いやり方であることに、気づいてもよさそうなものを、と思う。