■4月7日(月)、都教委包囲ネットは、オレンジ色の横断幕を掲げて、「教育委員会制度解体反対! 教育の国家支配を許さない!国会前抗議行動」を行いました。
この日は、<秘密保護法廃止へ!6の日行動の>日でした。(6日が日曜日なので7日にした。)それで12時から13時まで第二議員会館前で「秘密保護法はいしへ」の集会が約160名で行われました。そして、14時から院内集会を行いました。
包囲ネットもこの集会に参加し、その後13時~14度まで、同じ場所で、抗議集会を行いました。参加者は約30名でした。さらに新内集会に参加した後、15時30分から、再度、第二議員会館前で、集会を行い、17時前に抗議行動を終えました。
13時~14時の抗議行動は、国会へ向かってのシュプレヒコールからはじめました。
教育委員会制度解体阻止 教育の国家支配を許すな
教科書検定制度改悪反対 道徳の教科化反対 国家による道徳の強制反対
「日の丸・君が代」強制反対 竹富町へのつくる会教科書おしつけ反対 文科省は是正指導するな
そしてリレートーク。
Aさんは、安倍内閣は社会を「戦争国家化」することを狙っていること、安倍の「教育再生実行会議」による教育委員会制度の解体もその一環であることを指摘しました。そして教育委員会制度が戦後つくられた経過、その目的、教育委員会制度の解体、地教行法の改悪は戦後教育制度の解体になることを述べました。さらに東京都教育委員会がいかに権力的存在であるかを「君が代」不起立処分や今日の東京都の教育行政の具体例を出して批判し、今回の教育委員会制度の解体攻撃は全国の教育委員会を東京都の教育委員会のようにするものであるといいました。
続いて、「君が代」処分された被処分者が今年の「君が代」不起立処分の状況の報告と教科書検定制度の改悪についても糾弾しました。
さらに、「破防法・組対法に反対する共同行動」の仲間から、秘密保護法制定は共謀罪新設に必ず進む治安の強化であること、ともに闘おうという提起もされました。
ここでシュプレヒコールを行って、一旦抗議行動を終わり、院内集会に参加しました。
15時40分から再び抗議行動を開始し、教員や元教員から学校現場の状況についての発言がありました。山谷の労働組合からは包囲ネットの「卒業式の校門前チラシ撒き」に参加してきて、そこからも学校の覇気がなくなっていることがわかるということの指摘がありました。
Aさんは「この大事な問題に対して、誰も国会前で声をあげなかったなんて事は許されない。連続して声をあげていこう」と言いました。
日が落ちてくると寒く、17時前にこの日の行動を終えました。
最後に、4月14日、4月21日にも14時から「国会前抗議行動」を行うことを確認し、〆のシュプレヒコールをもって終わりました。