■12月6日(木)午後3時30分から、東京地裁で河原井さん根津さんの「君が代」裁判がありました。
・2007年3月(河原井さん3か月停職、根津さん6か月停職)
・2008年3月( 〃 6か月停職、 〃 6か月停職)
・2009年3月( 〃 6か月停職、 〃 6か月停職)
に関する裁判でした。 傍聴席はほぼ満員でした。
◆この日は準備書面のやり取りでしたが、原告側の弁護士が、11月7日に出された高裁判決は「教育について判示している」として、以下のように述べました。
★「この判決は旭川学テ判決を背景に書かれたものであり、 国民の間でも意見が分かれている問題についてどう教えるかが問題なのだ。
自分で物を考えることができる人間に育てるのかどうかだ。思想良心の自由が大事だ。 不起立して処分されれば、子どもたちに対して萎縮効果を生む。これは大きな問題だ。
学テ判決では、詳細すぎる介入はダメだと言っている。 また、一方的な教育もダメだと言っている。
都教委のやっていることは教育の自由、不当な支配に抵触するものだ。」
▼次回は、2月4日(月)11:30~ 527号法廷
*■お知らせ
●10.23通達による【君が代」弾圧から10年を迎えます。恒例となった都教委包囲ネットの「卒業式・入学式」にむけた総決起集会は、2月3日(日) 13時~14時30分 阿佐ヶ谷産業得商工会館です。
●「河原井さん・根津さんらの『君が代』解雇をさせない会」では、9月21日の「朝日新聞」でも大きく紹介された≪国旗に一礼しない村長≫(長野県中川村村長・曽我逸郎)さんを迎えて集会を開くことになりました。
<日時> 2013年1月26日(土)午後、
<場所> 国分寺労政会館 第5会議室