お知らせ

拡大表示の方法: キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「+」キーを押します。
縮小表示の方法: キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「-」キーを押します。

2013年10月10日木曜日

大阪からの「君が代」口元チェック撤回を求める署名のお願い

■大阪の伊賀さんからのお願いです。ご協力下さい。集まった署名は直接大阪に送ってください。

◆中原教育長による「君が代」口元チェック撤回を求めるお願いです。

大阪府教育委員会は、9月4日、府立学校に通知を出しました。卒業式・入学式で「君が代」を斉唱する時、教職員が本当に歌っているかどうか、管理職に目視で確認と報告を求めるものです。中原教育長は、自身のブログなどで、2011 年6 月の「国旗国歌強制条例」や2012 年1 月の「職務命令通達」を守らせるために当然のことで、府民もそれを求めていると説明しています。

 しかし、現場の教職員のみならず、多くの府民も、府教委が職務命令や通達・通知を乱発して教職員を萎縮させていることに疑問を感じています。すでに職務命令に疑問を感じて卒業式や入学式に参加しなかったり、自分自身の教育理念やこれまでの教育実践に反して心ならずも形だけ起立したりしている教職員も少なくないのではないでしょうか?今回の通知は、すべての教職員にむりやり口をこじあけて「君が代」を歌わせ、子どもたちに疑問すら感じさせず、強制的に「君が代」を歌わせることになっていくのではないかと大きな危惧を覚えます。職務命令や処分で教職員を従わせ、子どもたちへの強制につながる通知は、教育とはかけ離れていると考えます。

 そもそも、「君が代」をどう考えるか、歌うかどうかは個人の思想・良心の自由にかかわる問題です。
 2009 年9 月の大阪高裁判決は「…とりわけ、『唄う』という行為は、個々人にとって情感を伴わざるを得ない積極的身体的行為であるから、これを強要されることは、内心の自由に対する侵害となる危険性が高い。したがって、君が代を斉唱しない自由を尊重されるべきである」と述べています。これは、公務員(教職員)にも適用されるものです。最高裁も去年の判決で教職員への行き過ぎた処分に釘を刺しているのです。

 

署名用紙はこちらにあります。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~hotline-osaka/kutimoto-syomei.pdf

Image3口もと