お知らせ

拡大表示の方法: キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「+」キーを押します。
縮小表示の方法: キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「-」キーを押します。

2018年4月12日木曜日

4/18東京「君が代」裁判四次訴訟・高裁判決の傍聴支援を!

 4/18東京「君が代」裁判四次訴訟・高裁判決の傍聴支援を!
被処分者の会の近藤さんからです。

◆学校に自由と人権を!~粘り強く闘う原告らに絶大なご支援を
石原都政下に東京都教委が発出した卒入学式などで「日の丸・君が代」を強制する「10・23通達」(2003年)。この通達を契機に命令と処分の教育行政が横行し、教職員の相互理解と協力による生徒を主人公とした学校教育が破壊されてきました。この間「君が代」斉唱時の不起立・不伴奏等を理由に482名もの教職員が処分されています。
憲法が保障する「思想・良心の自由」「教育の自由」を守る裁判に勝利し、10・23通達(2003年)による東京の命令と処分の教育行政を変えましょう!「『日の丸・君が代』強制は戦争への道」との思いを胸に「憲法が生きる教育」をめざして決してあきらめず粘り強く闘う原告らに絶大なご支援を!

◆「日の丸・君が代」強制のターゲットは子どもたち~身をもって抵抗する被処分者ら
「日の丸・君が代」強制の真のターゲットは子どもです。今年度小学校、来年度から中学校で始まる教科「道徳」では「国を愛する心」=愛国心の育成が露骨かつ執拗に中心課題に据えられ、しかも「評価」の対象になっています。「日の丸・君が代」を道具にして愛国心を刷り込み、「お国のために命を投げ出す」子ども作りが狙いであることは明らかです。
被処分者らは、このような流れに身をもって抵抗したが故に処分されたのです。しかしそうした抵抗は教員の責務ではないでしょうか。「子どもたちを戦場に送らない」ために。

◆東京「君が代」裁判四次訴訟とは~高裁での勝訴を目指して
2010~13年の卒業式、入学式で「君が代」斉唱時に起立せず処分された都立学校教員14名(8名が現職教員)が2014年3月に提訴。東京地裁で10・23通達がもたらした教育の荒廃などを告発しながら違憲判断、戒告を含む全ての処分の取消、損害賠償を目指して闘ってきました。
2017年9月15日、東京地裁判決は、「裁量権の逸脱・濫用で違法」として6名・7件の減給・停職処分を取り消し、原告らが一部勝訴しました。中でも連続不起立4回目・5回目の減給処分(1名・2件)を取り消したのは貴重な成果です。
都側は上記不起立4回目以上の減給処分取消に対してのみ控訴し、5名・5件の減給・停職処分取消は確定しました。
原告らは、戒告を含む全ての処分取り消し、損害賠償を求めて13名が控訴し、今回控訴審判決を迎えます。

◆東京「君が代」裁判四次訴訟、いよいよ高裁判決~傍聴支援を!
 4月18日(水)
  12時20分 原告・支援者弁護士会館集合 
  12時35分 行進(弁護士会館→裁判所)
  12時45分 傍聴希望者集合(傍聴抽選なし・先着順)
  13時15分 開廷・判決
  15時00分 報告集会(弁護士会館12階講堂)
  東京高裁824号法廷(地下鉄霞ヶ関A1出口・1分)
  *混雑が予想されますので早めにお出で下さい。判決結果は「旗出し」ですぐにわかりますので、入廷できなかった方は裁判所前でお待ちください。

  ●報道関係者の取材歓迎! 記者会見 15時 司法記者クラブ会見場(裁判所2F)

◆質問書に「回答拒否」~断固糾弾する!
3月30日付で3月12日の都教委要請で要請書とは別に出した質問書に対する都教委の「回答」が届きました。「回答」とは名ばかりの「回答拒否」です。
*3・12要請書、質問書と都教委回答の全文はHP http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/ に掲載しています。

●質問書(3月12日)への都教委回答(3月30日付)
「(回答:上記について)
本件「質問書」記載の平成29年11月27日付け及び平成30年2月7日付けの「回答」は、都教育委員会が必要と判断した範囲で皆様の要請にお答えしたものです。
要請等については、引き続き教育情報課を通じて御意見をお聞きするとともに、必要に応じて回答をいたします。(所管:人事部職員課)」
というもので3月12日の質問に全く答えていません。

◆都教委請願行動に結集しよう!
四次訴訟判決を受けての都教委請願行動を行います。上記「回答拒否」も徹底追及します。多くの参加を訴えます。
 4月23日(月)
  16時 都庁第1庁舎1Fロビー集合
  16時15分~請願 同庁舎25F103会議室