■6月9日(木)、都教委定例会の根津さんの報告です。
都教委は反省のない無責任体制下にある
★公開議題は報告
①2015年度(2016年2月から3月)の都立高校入学者選抜の状況について
②教科用図書(教科書)選定審議会の答申について の2件のみ。非公開報告議題がいつもながら、教員の懲戒処分について。
宮崎緑教育委員の姿はなかった。東京のいくつかの区市町村で、教育委員が委員会を欠席した際にも報酬が支払われていることを見直す動きがあるというが、都教委の教育委員にはそうした意識はないのだろうか。欠席届があったことぐらいは報告すべきであろうと思う。
全文 レイバーネットをご覧ください。↓
http://www.labornetjp.org/news/2016/0609nezu
★余談を一言言わせてください。
定例会の前に都庁前で恒例のチラシまきを行った。
チラシの1面は、「最高裁が都の上告を棄却! 根津・『君が代』不起立『停職6月処分』の 取り消しが確定しました!」の記事。「根津さんの処分が取り消しとなりました」「私への処分が取り消されました」と言いながらチラシを差し出すと、「そうですか、よかったですね」「頑張りましたね!おめでとうございます」「新聞で見ました。良かったですね」と言ってくれる人がかなりの数いた。
また、定例会を傍聴した一人は公開議題が終了し、退室したところで、「都教委は根津さんに謝罪しろ!」とどでかい声で言い続けたけれど、教育委員も事務方も、それを制止することはしなかった。制止できなかったのだろう。