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2015年7月29日水曜日

7/24 産経新聞報道 東京都の中学の教科書採択

 

産経新聞記事

■育鵬社の教科書採択 東京都教委、歴史と公民

 東京都教育委員会は23日、都立中高一貫校の10校で来春から4年間使う中学生向けの歴史と公民の教科書に、「日本教育再生機構」のメンバーらが執筆した育鵬社(東京)の教科書を採択した。都立特別支援学校の中学部(視覚障害を除く)22校で使う歴史と公民の教科書にも同社を選んだ。

 採択は中井敬三教育長と5人の教育委員の無記名投票で行われ、育鵬社が4票、その他の教科書が2票だった。採択に際しての意見陳述はなく、採択理由については「今後、委員の意見をとりまとめた上で公表する」としている。

 前回(平成23年)は中高一貫校の歴史と公民、特別支援学校の歴史は育鵬社、特別支援学校の公民は自由社(東京)だった。

 育鵬社は、多くの教科書が自虐的な歴史記述に満ちていると批判し、歴史・公民の教科書を発行してきた扶桑社の事業を継承。15日には栃木県大田原市教委が市立中9校の教科書に採択している。