■12月27日午後、「『日の丸・君が代』関連の『再処分』に強く抗議し、撤回を求める要請」(別掲)をもって、3人で申し入れをしました。
その後、「2・2集会」への結集と「再処分」への抗議・撤回を訴えて、第2庁舎前で今年最後のビラまきをしました。当該被処分者からも怒りのマイクアピールもあって、寒さをはねのけ、私たちの「来年もがんばるぞ」という決意をしっかりぶつけることができました。寒空のもとで野宿する仲間と交流し、「猪瀬が辞めただけじゃだめ」「都庁の主人公は都知事じゃない。都職員でもない。都民だ!」と叫びながらビラをまきました。
◆恥知らずな都教委の「君が代」不起立への「再処分」に抗議
要請・申し入れで対応したのは教育情報課A係長ほか1人。
★短時間の申し入れだったので、端的に質問しました。その答えに本当にびっくり。
問「正式に減給処分を取り消したのはいつなんですか?」
答「えっ?! 最高裁の判決で取り消すということで」
問「えっ、今なんて言った? 最高裁の判決を受けて、都教委が正式に処分の取り消しを決めたのはいつですかって聞いてるんですよ。行政が自分で行った処分なんだから、その処分を取り消すには、ちゃんと取り消しの決定をしなきゃいけないでしょう。それがいつかって聞いているんです」
答「・・・最高裁で・・」(を繰り返す)。
問「最高裁が言ったからって、そのとおりするか、しないかは行政がきめることでしょう?」
答「・・・人事委員会だとそれだけなので・・・」
★「ホームページで告示したもの」として提示したのは、12月17日付の「戒告」(再処分の告示)だけ。
要するに、都教委として正式に減給処分(行政処分)を取り消さなければならないとの認識そのものを欠き、減給分の金を返しただけで、正式な取り消し処分も告示もしていなかったということがあらためて明らかになりました。
★最高裁判決後、取り消しの手続き、告示もしないまま、投げ返すように減給分を返却しただけで、「それ(減給)がダメっていうから、こっち(戒告)にしとこう」とばかりに、同一の行為に対して二重の処分をかけたのです。こんなだから、反省も謝罪もするはずがない。都教委は、このハレンチな所業を心底恥じ入るべきです。
「要請書」への文書回答を要求し、不当極まりない処分の撤回を強く要求して申し入れを終えました。
◆都庁チラシの裏面 (表面は4014年2・2総決起集会呼びかけ)