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2017年4月17日月曜日

「オリンピック教育」批判(第四弾)のビラ

「オリンピック教育」批判(第四弾)のビラ



4月17日)朝、杉並総合高校で、
「オリンピック教育」批判(第四弾)のビラまきをしました。
ビラの表面は
 <「共謀罪(テロ等準備罪)がないとオリンピックができない?>
裏面は
 <塚本幼稚園は安倍首相のモデル校 教育勅語はすばらしい?>
という見出しです。
教職員、生徒のビラの受け取りはまあまあで69枚撒くことができました。
管理職は出てきませんでした。
 「オリンピックと共謀罪について書いてあります。」
 「共謀罪って知っていますか?」
と問いかけると、驚くことに生徒のほとんどが
 「知らない」と答えました。
 「知っている」と答えたのは、一人だけでした。
先生たちは、現在大きな問題になっており、
また生徒たちの未来に大きな影を落とす「共謀罪」について、
生徒たちには何も話していないのでしょうか。
あるいは、「政治的中立性」という言葉に恐れ、
何も言えなくなっているのでしょうか。
しかし、一方で、安倍首相は、
 (ビラの裏面にも書いておきましたが)
憲法違反の「教育勅語」を暗誦させている
塚本幼稚園の教育を「すばらしい」ともち上げているのです。
ここには「教育の政治的中立性」も何もありません。
日本中の先生たちが、政治的発言を何もしなくなったら、
日本の教育はまさに死滅し、残るのは「洗脳教育」だけになります。
しかし、現在の若い先生たちの多くは、
この間の、政府の教員対策により、
「多忙化」のために社会に目を向けることが少なく、
「業績評価」「職階制」などの為に絶えず上司の眼を気にし、
戦前同様「政治的無知」の状態に置かれるように
なったのかもしれません。
この状況を何とか打破しなければなりません。