■ 河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会の「2016年度総会&講演会の集い」
日時 2016年7月17日(日)13時15分開始
13:15 総会('15年度活動・決算報告 '16年度方針・予算案)
14:00 講演 池田浩士さん
場所 スペースたんぽぽ(たんぽぽ舎4F)たんぽぽ舎4階 (JR水道橋駅より徒歩7分)
千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4F たんぽぽ舎 TEL03-3238-9035
地図→http://vpress.la.coocan.jp/tanpopotizu.html
参加費 500円
講演 「学校という戦場ー『日の丸・君が代』『勤労奉仕』の歴史を振り返りながら」
講師 池田浩士さん
◇池田浩士さんから
日本の敗戦後、多くの教育者たちが「二度と教え子を戦場に送ってはならない」という固い決意で学校教育に携わってきました。けれども、こんにち、「戦後民主主義の時代」は遠い過去となり、憲法蹂躙が重ねられてきた末に、政府が「平和安全法制」と呼ぶ戦争法規によって、私たちはつに、日本という国家が戦争をする時代に足を踏み入れてしまいました。
教え子を戦場に送ることも、もはや遠い未来のことではないでしょう。
けれども、この「戦場」を、文字通りの戦地、戦争の前線としてだけ思い描くとすれば、私たちは「戦争」のイメージを誤って抱くことになるのではないでしょうか。戦争は必ず「前線」と「銃後」との両方で戦われるからです。「学校」は、まず何よりもその「銃後」の戦いで大きな役割を果たしす。そしてその戦いは、まだ「前線」が存在しない時から、つまり戦争が始まる前から、いわば銃後の戦場として、戦いを始めるのです。
「日の丸・君が代」を通した天皇制愛国教育や、「道徳」の教科化は、少なからぬ人びとが危惧し警鐘を鳴らしてきたように、銃後の教育の重要な実践です。そしてさらには「ボランティア活動」さえもが、じつはこれと無関係ではないことを、過去の歴史が物語っています。戦争教育は、「平和」や「社会貢献」の顔つきをしていました。
戦前・戦中の学校教育の中で、学校は「銃後の戦場」としてどのような役割を果たしたのか?――これを具体的に振り返りながら、いま私たちが立っている地点を改めて見つめなおしてみたいと思います。
★ 最高裁「都の上告棄却」決定のうれしい知らせ後、初めての総会です。
もう一度学校における「日の丸・君が代」について、本質的なところから考えたいと池田浩士さんに講演をお願いしました。14時から講演の予定です。会員でない方もどうぞご参加ください。
河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会
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(緊急連絡先:根津090-3543-8743) Email sasaerukai-santama@nifty.com