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2015年12月3日木曜日

12/2 都立南多摩中等教育学校(旧南多摩高校、2015年3月閉校)でビラ撒く

<高校生のみなさんへのメッセージ>
 『民主主義って何だ?これだ!』というビラを撒きました。

このビラまきは、来年の参院選から18歳以上の高校生も有権者になるということと、高校生への「政治教育」が話題になっていることから、11月7日に実行委員会主催で開かれた「卒業式ビラまき交流会」でも話題になったものです。

そこで、とりあえずやってみようということで、<退職教職員 根津公子・渡部秀清>の連名で、他の方にもいろいろ協力していただきやりました。

■ビラまき
正門前でビラまきを始めるとしばらくして、副校長が二人出てきました。そして、「ビラを下さい」というので、 「どうぞ、良く読んでください。都教委にも知らせてください。」
というと、 「正門前ではなく、少し脇に外れてやってください。ビラをまくななどとは言っていません。ただ、政治教育は学校でもやることになっていますから、中立でなければならないので、特定の党派を支持するようなことはいけないことになっています。」
などと言う。
私たちは「中立というなら、憲法が基準ですね。それなら、表現の自由、結社・集会の自由、政治活動の自由というのがありますね。」と言う。
「それはそうです。だからビラをまくななどとは言っていませんよ。」と言います。
さらに私たちのビラに<政治のことについて友人や先生と大いに議論をして欲しい。>
と書いてあるところを見つけて、「これはそうですね。」と言いました。しかし、「政治教育は学校でやりますから(迷惑だ?)。」「正門の前ではやらないで下さい。」
ということを繰り返します。
しかし、そこは人通りの多い公道で、何も私たちは悪いことをしているわけでもなく、むしろ「政治教育」の手助けをしているようなものですから、私たちは、「私たちのビラには特定の政党を支持するとかなんとかは書いてありませんよ。<政治のことについて友人や先生と大いに議論をして欲しい。>と書いてあるだけですよ。」と述べて反論していると、やがて二人は校内に入って行きました。

生徒たちのビラの受け取りは最初はあまりよくありませんでした。こちらのことを「何か怪しい人間たち」とでも思ったようです。そこで、途中からいろいろ工夫して撒きました。
 「今、中高生向けのチラシを配布しています。」
 「ビラをどうぞ。」
 「民主主義って何だ?」
 「これだ!」
と生徒たちに問いかけるかたちになり、受け取る率がかなり高まりました。
ビラは結局102枚しかまけませんでしたけれども、今回のビラまきは大変有意義なものだったと思います。

是非、全国各地で<高校生向けビラまき>ができるといいと思っています。
そしてこれは、生きた「政治教育」の一つだと思います。
このビラを希望する人は根津 か渡部までご連絡ください。

■ビラ

Image2表

Image2裏