7月24日(月)、7・23全国学習交流集会実行委員会主催の文科省交渉が行われました。
私は、議員会館入り口で参加者に首から下げる通行証(?)の係をやっていました。
すると青年男女が10人ほど集まってきました。「文科省の人ですか?」と聞くと、「そうです」と言う。そこで、「文科省の雰囲気はどうですか?」と聞くと、みんなフフフと笑う。「前川さんは頑張っていますね。立派ですね」と言うと、少し戸惑った顔。
そこで、「仕事は国民のためですよ」と話す。
やがて係の人が来て中に入っていきました。渡部さんの報告です。
◆交渉の様子
交渉に関しては、交渉をリードしてくれた仲間が次のように書いています。
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文科省側も、課題別に延べ30名近い答弁者を派遣して来たものの、限られた時間の中、質問と噛み合わないことも多く、回答が尽くされないまま時間切れになってしまった項目が多数残りました。
そこで、参加されていた方はお聞きになっていたように、吉川事務所が間に入って、こちらから、再質問・追加質問事項を文書でまとめて提出し、文科省側から、後日文書で、吉川事務所を通して、再回答していただくことになりました。
交渉の途中
渡部は後から入りましたが、以下のようなやり取りがなされていました。
〇大阪の方:大阪府教委は「君が代」不起立した教員2名に対して、「今後、卒業式・入学式等の 国歌斉唱時を含む上司の職務命令に従います」という「意向確認書」に署名捺印しなかったとして、再任用を拒否した。
しかし、2名とも、当該校長の「内申」では勤務実績等4項目・総合評価はすべて「適」 とされていた。大阪府商工労働部からも思想信条に関する質問は違反質問だということ が指摘されていた。
文科省はこれをどう考えるのか。
〇文科省:それは「上司の職務命令に従う」ということではないか。
〇大阪の方:「日・君」が絡んだ「意向質問書」になっている。
〇文科省:「職務命令」について聞いているのでは。
〇大阪の方:「思想信条」を問うていることに関してだ。
〇文科省:・・・・・
もう一つは、都教委のオリンピック読本に関する事です。
〇東京の方:オリンピック憲章では「選手団の旗、歌」となっているが、読本で「選手た ちが自国の国旗を先頭に行進」とか「表彰式では・・国歌を演奏します」などと書くの は誤りではないか。
〇文科省:子どもたちのわかりやすさの観点から記述された。
〇東京の方:誤りではないかと聞いている。
〇文科省:憲章2003年版にはあるが2015年版にはない。
〇参加者:じゃ、それには「国旗・国歌」と書いてあるのか。
〇文科省 :・・・・・・・・・
こんな状態でした。