■1月14日(木)に行われた都教委定例会の傍聴報告です。
■まさに戦時下教育です
★定例会の前の8時から1時間、出勤する都庁職員や通行する人に向けて、マイクで訴えチラシを配りました。
そこで、皆さんに報告したいことが起きました。
私たちが都教委に要請等に行くと、今もそうですが、すぐに警備態勢が敷かれます。
警備員+都教委職員 が私たちを囲むのです。いまは、囲むまではいきませんが、その態勢は崩していません。
私が停職にされたころ、警備に当たらされた都教委職員で、その後はどこに配属されているかは知りませんが、その人がこれまで10年間、私から顔を背け、チラシの受け取りは拒んできたのですが、14日にはにこっとして手を差し出したのです。
受け取り、頭を下げていました。
その心境の変化を聞きたいところでしたが、ぐっとこらえました。
いったい何が彼をそうさせたのでしょう。
★今年初の都教委定例会は、「オリンピック教育」がテーマです。
オリンピック教育は「戦場に教え子を送る」教育の具体化だ
・・・オリンピック教育が掲げる、「子どもを通じて家庭・地域を巻き込む」、「ボランティア活動」への参加(強制)、「日本人としての誇り」、これらは挙国一致の戦時下国民総動員体制づくりではないか。70~80年前と同じではないか。「教え子を戦場に送る」教育の具体化だ。こうしたことは、人々に気づかれないうちに、静かに進行するのだ。黙っていてはいけない、声をあげなくては。なのに、教育委員の誰一人、それを感じ取った様子はなかった。 今、教職員組合の組織率は低いけれど、各教組にはこの問題を取り上げ動いてほしいと思う。・・・
全文はレイバーネットに載っています。
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http://www.labornetjp.org/news/2016/0114nezu