11月13日(木)に行われた都教委定例会の傍聴記です。根津公子さんの報告です。
さて、今日の公開議題はたったの2件、①平成26年度「児童・生徒の学力向上を図るための調査」(東京独自の調査)の結果について ②平成27年度教育庁所管事業予算見積について。
①教委の「学力向上」のための「報告を聞きながら、いったい都教委は何を狙ってこの取り組みをしているのか、非常に疑問に思った。都教委はがんばっていると、アピールしたいがためのもの、なのか。 都教委の教育政策は、優秀な高校生を「次世代リーダー育成道場」等に集め、海外留学に税金を使って送り出すとか、都立国際高校に国際バカロレアコースを設置するとか、進学重点校には予算を多く配分するなど、弱肉強食を地で行っている。
議題②の予算見積でも、基礎学力の定着には2億3千8百万円に対し、国際社会で活躍する日本人の育成には、33億8千2百万円の予算をつけている。
オリンピック・パラリンピック教育には、12億3千9百万円。予算を見て、すべての児童・生徒の学力向上を目指す姿勢は、感じられなかった。
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全文はレイバーネットに載っていますのでそちらをご覧ください。
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http://www.labornetjp.org/news/2014/1113nezu