お知らせ

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2021年3月27日土曜日

3/31 二つのお知らせ 「君が代」五次訴訟・地裁提訴と抗議集会 

一) 3/31 「君が代」五次訴訟・地裁提訴  

 被処分者の会・近藤徹さんからのアピールです。

◆「君が代」五次訴訟・地裁提訴へ(3月31日)~15名が原告の大型訴訟

五次訴訟では、減給処分取消はもとより、再処分を含む戒告処分の取り消しと「10・23通達」が違憲・違法であることを勝ち取ることが最大の目標である。

★処分を振りかざし「日の丸・君が代」を強制する都教委の10・23通達(2003年)から17年6月。処分された東京の公立学校教職員は延べ484名に上る。

これまで処分の取り消しを求め、東京「君が代」裁判・一次~四次訴訟でを闘い、減給・停職処分の取り消しを勝ち取った(他の訴訟を含めると延べ77件・66名の停職・減給処分が取り消されている)。しかし、その後も都教委は減給処分を含めた懲戒処分を出し続けてきた。

そこで今回原告15名が懲戒処分取り消しを求め、東京「君が代」裁判・五次訴訟を3月31日(水)、東京地裁に提訴する運びとなった。

★都教委は、不起立が累積している教員に、司法の判断に背いて、減給処分を出しているだけでなく、最高裁が「違法とまではいえない」と戒告処分を容認したことを背景に、「10・23通達」に基づく職務命令を出し続け、従わない教職員を処分し続けている。しかも減給処分が取り消された現職の教職員に対して改めて戒告処分を出す(再処分)という行為などを執拗にくり返している。

今回の五次訴訟では、2014年以降に都教委によって出された卒入学式不起立者に対する処分(戒告および減給処分)と併せて、減給処分取消後の再処分(戒告処分)の取り消しを求める。

★東京「君が代」裁判(五次訴訟)提訴の記者会見のご案内

3月31日(水)11時 場所:司法記者クラブ(東京地裁・高裁2F)

二) 卒業式処分発令抗議 該当者支援総決起集会のお知らせ























都教委は20年12月24日、「感染防止対策」として、3月の卒業式及び4月の入学式について「通知」を発出し、10.23通達を根拠に式次第に「国歌斉唱」を入れ、参加者に「起立を促し」、教職員に「起立」を命じる職務命令を出し、それに従わない場合は、「服務上の責任を問われる」と処分を振りかざして「強制」している。

さらに国歌・校歌の「歌唱等は行なわない」としつつCDを大音量で流し、大幅に式を短縮しても「国歌斉唱」だけは行なうよう指示している。

この結果、卒業式では、司会が「国歌斉唱」と発声するも歌唱せず、CDに合わせて生徒・教職員らが「起立」するという珍妙な光景が現出した。新型コロナ感染拡大の状況下で、何が何でも「君が代(国歌)斉唱」だけは実施するという姿勢は、生徒のための卒業式・入学式を歪めるもので、到底都民の納得を得られるものではない。私たちは、「『日の丸・君が代』強制は戦争への道」であるとの共通の思いを胸に、10・23通達撤回・処分撤回を求めて粘り強くしなやかに闘い続ける。多くの教職員、市民の参加を呼びかける。

★3月31日(水)  13時30分~

 としま区民センター7階