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2017年12月27日水曜日

10/24都教委要請行動 教育情報課長の許せない発言 なんと! 教育情報課・教育庁は要請団体によって対応を変えている。

都教委は要請書を出す団体によって対応を変えている!!
都教委包囲ネットに対する差別的対応を許さない!!

■10月24日、都教委包囲ネット主催で、都教委への要請行動を第二庁舎10階で行いました。その報告は10月30日の包囲ネットのブログ掲載知れていますので見てください。



①その時、冒頭で、いつものように、「なぜ、所管の担当者が出てこず、教育情報課が窓口になるのか」という抗議が行われました。
「都庁の他の所では担当職員が出てくる」「文科省でも担当職員が出てくる」「他の道府県でもこんなことはやっていない」と抗議し、担当部局が出てくることを強く求めましたが、教育情報課Y課長はかたくなに拒みました。(正面左:課長 右:係長)
②そこで今回は包囲ネットの仲間が、以下の資料を示して、教育情報課に見解を求めました。他団体へは所管の係が出席して、要請と回答を行い、さらにそれを都教委の側がホームページに載せて報告しています。

◆資料は以下の通りです(一部分)。
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  東京都教育庁に対する要望書への回答説明会記録
日 時 : 平成27年 11月11日(火)13:30~14:30
場 所 : 東京都庁第一本庁舎 23階 23A 会議室
 <教育庁出席者(敬称略)>
教育庁指導部指導企画課
同 義務教育指導課
教育庁都立学校教育部特別支援教育課
教育庁人事部人事計画課
教育庁総務部教育情報課
 <東京 LD 親の会連絡会出席者>
けやき 4名
にんじん村 2名

要望書 【教育関係要望項目】
1.特別支援教室
(1)特別支援教室のガイドラインを作成してください。現状の通級制度より、支援の質の低下 をまねいたり、地域格差が生じないようにしてください。
(2)特別支援教室は平成 28 年度より小学校から順次導入となっていますが、現時点での進捗 状況をお聞かせください。※以下略
回答 特別支援教育課
(1)公立小学校における特別支援教室の導入を円滑に推進するため、 「特別支援教室導入ガイ ドライン」を策定いたしまして、本年4月に全ての公立小学校に配布しました。
(2)特別支援教室の導入の進捗状況についてですが、平成27年10月1日現在、部分的に設 置する区市町村も含めて、39の区市町村が平成28年度に導入するという見込みです。※以下略
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■資料を参考にしての教育情報課長とのやり取り(●は伏見さんはじめ包囲ネットの人たち、 ▼は教育情報課長)

●まず伏見さんが資料の提示とその説明を行いました。
「この会は毎年11月に要請に対する回答会を開いています。これは教育のことですから、これをコーディネートしているのは教育情報課だと思います。いろいろな団体が回答を求めたら、このように回答説明会がなされるのは当然じゃないですか。なぜ、われわれの団体に対しては回答説明会がなされないのかお聞きします。
このLD親の会の説明会は教育情報長、あなたが、コーディネートしているでしょ。(答えてくださいの声多数)

▼課長:はい、平成28年11月にいただいたものの説明会はやっています。
●:それは課長がしきったわけですか?
▼課長:説明会は自分が設定した。
●LD親の会に対してはこういう会を設定しているわけですね。われわれの会には設定しない。それはどういう理由ですか。これは明らかな差別とだと思うんですがいかがですか。
▼課長:(ききとれず)ほかの方でお伺いして、後日所管の方からの回答をつくって答えております。
●聞いていることに答えてください。なぜ我々には設定されないで、親の会の方には設定されたんですか。その違いはは何なんですか。
▼課長:本日については…
●本日ではないんだ、
●団体によって差別をしちゃあいけないと思うんです。東京都がこんなふうなやり方をしているんだったら、その根拠は何ですか。判断だと言いますが、その判断はどこの、誰の判断ですか。
▼課長:教育庁の…
●教育庁のどこですか?
▼課長:教育長の組織として…
●教育長のそこの組織ですか
▼課長:教育長の所管の…
●どこ? あなたが判断しているんでしょ?
●起案したのはあなたで、判断したのは教育長でしょ?
●これを所管しているのは教育情報課ですよね。教育情報課を経由して判断したんですね。この問題については教育情報課が担当部署ですね?
包み隠さず、どこでどの組織が決定したのか言ってくださいよ。あなたが直接関与しているんですか。
▼課長:教育情報課が所管されますので‥
●あなたは決定にどう関与しているんですか
▼課長:教育長の組織として判断してます。
●組織というものを具体的に言ってください。あなた起案しているんでしょ?
▼課長:所管の過程では‥
●教育庁の組織として判断しているなんてことは知ってますよ。…文書をもって、この団体はこうこうこういうのだか情報課でいいや、この団体はこういう団体だから担当の人を出そうというのを判断しているのは、つないでいるのは教育情報課でしょ。だから情報課の部長がそういう決済をしてるのか、課長か、係長が決裁をしてるのか。われわれの要望には担当がよばれないので、そういったことてを聞くってのは当然でしょう。
こんな入口のところでなく、中身のところで話したいのに、来ないからこういう入口の部分でどうしても話になるんじゃないですか。しっかり答えてくださいよ。情報課のだれがやったんですか。
▼課長:私が情報課長として判断をしました。
●その根拠はなんですか?
▼課長:事案決定規定です。
●それに書いてあるんですか、それを読み上げてください。私たちの場合は出来なくて、親の会の団体はできるということが書いてあるんですか。どういう規定なんですか?
●今日のこの質問に、回答をこういう形(回答説明会の形)でやってくれますか? 後日、説明会を開いてください。
▼課長:やれません
●その決定規定というのを私たちは知らないんですから、決定規定の何条の何項により、なになにの団体は人数が多いとか、そういう理由を言って、だからできませんとか言うのがすじじゃないんですか。なんにも言わずに、知らせもしないで「あんたのところはやらない」ってのはおかしいと思います。だから事案決定規定のどこの部分で団体を選んでいるのか教えてくださいよ。私たちはわかんないじゃないですか?
●事案決定規定というのはこういうことについては誰が起案して、それについては誰と協議して、最終的に誰が決定すると書いてあるんですか?
▼課長:事案について、決定件者が誰かと言うことを定めています。
●そうですよね。ですから、起案者が誰と言うのも決めてあるものですよね。
▼課長:起案者は書いてない。
●そんなことはないでしょう。
▼課長:事案決定規定には書いてない。事案決定規定にはどういう事案についてはなになにの職にあるものが決定するのかという概要を書いてある。
●でも、個別の事項についてはこう、あれについては誰と言うのが書いてなければ…
▼課長:規定ですから、個別に細かく書いてあるものではない。
●ということはこれについての判断は起案する者が判断するということですね。ですから、この問題については矢野課長が起案されたということ、それはさっきおっしゃいました。それは間違いないでしょ。
▼課長:…どう対応するかは-----課長が判断する…
●その組織っていうのが私たちにはわからないんですよ。組織とあなたがいってのはどういうものを指して組織って言ったるのかわからない。ですから、この組織ってのは誰と誰と誰を含む、どこで決定する、どういう組織のことを言っているですか。まさか都庁全体ではないでしょ、教育庁の中での話ですよね。都知事が関知しているわけではないでしょ。説明会をするかとどうかについて。
▼課長:そういう意味においては教育庁で
●そうですよね。教育長が最終的には了解して決定したのか、ただ承知しているかは別にして承知しているものですね。
▼課長:教育長が組織として決定している。
●そうですね。
●だからその判断を聞きたいわけなんですよ。
●窓口になって担当者を呼んでくるのは教育情報課の仕事ですが、なんで私たちの時にはやらないのか。われわれは10年以上こういう要求をしてきたんです。処分案件の場合は利害関係にかかわる人も参加してきているんですよ。処分されたんだから処分に関して聞きたい、処分が取り消された場合は担当者から一言謝罪があってもいい。なんにもいわないんだから。だから教育情報課がこの場合はどこの担当部局を呼ぶのが仕事でしょ。
矢野さんの方でこのLD親の会の回答会をやったんだっら、他の団体に対してもやるべきでしょ。答えてください。
●矢野課長の判断でやったんでしょ。だからその根拠を示していただきたいわけです。
●現在の規定の中であってもできるってことだから、やろうとすればやれるってことですね。でもわれわれに対してはやらないわけでしょ。
▼課長:教育情報課の方で対応させていただきたいと思います。
●当該の課が出てきて、できるのかできないのか、聞いているんです。あなたに。直接の当該の課長に一緒に出てきて答えるという対応の仕方をとることがあなたにできるのかどうか聞いているんだよ。
●判断の根拠をいってくださいよ。それだけですよ。なぜ、親の会はOKだけどわれわれの団体はだめなの?
●あなたが判断したんだからあなたが答えなさいといってんですよ。
▼課長:きとれず。
●それは今後の対応であって、どうしてほかの団体には担当課を呼ぶのにこの団体に呼ばないのかって聞いているのに…録音まで取っているのに、一応かみ合った回答をしましょうよ。
●理由が言えなってことですよね。あなたが明確に差別をしているってことですよ。違うんですか。
▼課長:ききとれず…対応させていただきます。
●当該の課長が一緒に出てきて、直接的にこちらの声が聞こえるように、体制的にできるのかできないのかって聞いているんですよ。
●文部科学省でも、要請すれば来ます。初等中等課の役人とか、出てくるんですよ。時間は短いけれど、来て、それなりに口頭回答をするんですよ、質問に対して。神奈川県の教育委員会はちゃんと回答するんですよ。埼玉県も同じですよ。教育長が出てきたときもある。東京都教育庁だけなんですよ。
●東京都は他の部局・課はやっていますよ。
●説明責任っていうのは重要ですよ。説明責任を果たしてないじゃないですか。
●公務員って全体の奉仕者でしょ。そのこといいですよね。だったら誰々のことは認めるけれど誰々のは認めないっていうのはあってはならないでしょ。全体に対して公平に対応するのが公務員の仕事でしょ、そうは思わないんですか。
▼課長:教育庁の組織として対応…
●みな口々に抗議する。
●今のようなやり方しかできないって言ってるわけ? 前に説明したようなやり方があるって言って、そのことについては出来ないって言ってるわけ?どっちなんだよ。
●少なくともいまのはあなたの判断ですよ。この問題に関してはあなたが起案者なんだから。
▼課長:所管に----を求める考えはありません。
●参加者が口々に抗議
●矢野課長、規則に基づいているんですか。どの規則に基づいているんですか?
▼課長:再三になりますが教育庁で対応させていただいています。
●公務員は規則に基づいて行動するんですよ。個人の考えとか指示しゃなくてね。組織ってことは法に則っとってるんじゃないですか。その法って何ですか?
●しがらみにとらわれないとか、都民ファーストとか、情報公開とかっていっているけど何なんだ。
●事案決定っていうのが決まりなんですか? 規則通りにやて下さいよ。この資料の団体、私たちの団体、規則通りにできるんじゃないですか。それとも親の会は規則外のことをやったんですか? 規則通りの行動をやってますか? 教育情報課は規則に基づいて行政をやってますか。
●あと、この件に関しての「苦情」はどこに行ったらいいんですか? 教育情報課ですか?
▼課長:ききとれず。
●(みんな笑う。)お笑いだよ。
●すいません、今のこと確認をすると、「要請に対して教育情報課しか来ないというのはおかしい」という苦情(文句)は教育情報課に言うという理解でいいですか? でもそれはおかしいと思いますよ。
行政不服審査ってあったじゃないですか。教育情報課に対しての苦情を教育情報課が受けるというのは行政不服審査法違反じゃないですか? ほかの第三者が判断するんじゃないですか。質問してるんですからききなさいよ。そう難しいことを言ってるんじゃないですから。教育情報課についての苦情を教育情報課に言うのは行政不服審査法上おかしいんじゃないですかと聞いているんだから、「おかしいです」とか、「いやおかしくないです」とかどっちか言うべきです。
▼課長:教育情報課で対応することになります。
本当にその判断でいいんですか? これは公けにもなりますが、そういうこの場での思い付きのことを言わないでちゃんと答えてくださいよ。教育情報課がおかしいということを教育情報課で判断すると課長が言ったということを書いてもいいんですか。
●話になりません。責任者は反論することが責任でしょ。黙っちゃったら責任をとってないですよ。こう言われたらこう答えると相手に納得させるのが責任でしょ。責任ないっていうこと? 課長の判断でやつたということ。親の会にはやった。ほかの団体にはやらないと、それについては答えないということですから、責任をとらないということですね、そういうことでするね。いいんですか。
●今回は(いつも)課長の判断でやった。規則上できないことではないんだ。要するに教育情報課が担当部署・所管の出席を阻んでいるってことが明確になったわけです。このことわみんなに知ってもらわないといけないと思いますね。
それでは時間もありませんから、要請に入ります。

教育情報課はあまりにひどいやり方をとっています。しかも矢野課長は真っすぐにはっきりと答えない。今後の対応は都教委包囲ネットや参加者で検討します。